みなさんこんにちは。
今回はすごく重要だけど、カメラ初心者にとって何だか分からない筆頭の「ISO感度」について超カンタンにご紹介します。
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ISO感度とは?
ISO感度とは、カメラ本体のセンサーが感じ取れる(取り込める)光の量をコントロールする数値です。※ISO=いそ、あいえすおー どちらでも可
感度を低くする=取り込める光の量が減る=暗くなる
感度を高くする=取り込める光の量が増える=明るくなる
じゃあ常に高いままでいいじゃん!…と思いますが、そうは問屋が卸してくれません。
感度を高くすればするほど、写真がザラつく「ノイズ」が発生していきます…残念。
(暗いところで自撮りすると出てくるザラザラと同じです)
逆にISO感度を低くすれば高画質な写真を撮ることができます。
ですので、今回も写真を見ながらチェックしてみましょう!
まずは見本
これはISO感度を、ほとんどのカメラで最も低く高画質な「ISO感度100」に設定しました。
また、ISO感度の効果を分かりやすくする為、部屋を暗くして裸電球(LED)1個のみで撮影していきます。
↑の写真は
■ISO感度=100
■シャッター速度=1/5秒
■F値=1.8
この設定で適正な明るさとなりました。このシャッター速度は三脚がないと手ブレしまので、暗い環境で撮影していることが分かります。
最高画質ISO感度100!※すべてシャッター速度1/60秒、F値1.8
写真を間違えたわけではありません笑
高画質で撮りたいと思い、常にISO感度100にしているとこうなってしまいます!
ここから段階的にISO感度を上げて、写真を明るくしていきましょう。
まだまだ高画質!ISO感度400!
ISO感度を400まで上げてみました。
かなり明るくなりましたね!この数値ではあまり画質に影響は見えません。
まだまだ余裕!ISO感度800!
まだまだ画質の劣化を感じないISO感度800です。
明るさも適正に近くなってきたように感じます。
ノイズが気になり始める?ISO感度1600!
今回の暗い撮影環境では、ISO感度1600が適正な明るさになりました!
F値、シャッター速度、ライト(光源)の明るさを変更せず、さらに特別な機材も使うことなく明るく撮影できましたね!ISOすごい!
ここからはノイズとの闘い!ISO感度3200!
適正よりも一段明るくなりました、これでも良いと思いますが、この辺りからノイズが気になり始めます。
機種により大幅に高感度耐性(ノイズに対する強さ)が違います!高級機・年式が新しいカメラ程耐性が高い傾向になりますが、かなり差があるのでご自身のカメラでノイズ耐性を確認しておくときっと役に立ちます。
人によってはNG?ISO感度6400!
ここから先は常用で使う事はあまりないと思います。
ノイズも顕著に現れており、ここまで上げるなら素直にストロボ焚いた方がよいですね!
機種によってはここまでしか上がらない!ISO感度12800!
機種によりますが、ここまでしかISO感度を上げられない機種が多いと思います。
夜でも昼間のように撮影できます…が!!!ノイズに加え、全体のディティールが甘く立体感に乏しくなってしまいました。
使う事はない?ISO感度25600!!
暗闇でも撮影できるでしょう…たぶん。
ノイズもディティールも見るに堪えないレベルになってしまいました。
ちなみにNikonのD5という最高級機はISO感度3280000だとか…何に使うのでしょうか…!
ISO感度まとめ!
いかがでしたでしょうか?
今回分かったのは
■ISO感度が低いと画質はいいが暗くなる
■ISO感度が高いと画質は下がるが明るくなる
しかし、最も大事なことは
★ISO感度を上げる事で、ストロボや強い光が無くても撮影できるようになる!
(さらにシャッター速度、F値もコントロールすればさらに撮影の幅が!)
基本は画質が最も良い100ですが変にこだわらず、必要なら3200前後まで恐れずに使ってみましょう!
次回もよろしくお願いします!
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