みなさんこんにちは。
湿気に弱い茨城のカメラマン仲居です。
とうとう来てしまいましたね、ジメジメ湿気の梅雨が…。しかもカメラとレンズにとっては湿気によりカビの発生が心配される危険な季節…!
今回はそんなカビの危険がある季節を乗り越える、レンズの保管方法についてお話します。
レンズはカビる!(ほんとにカビる…!)
これはまだマシな方ですが、梅雨の時期にレンズを正しく保管せずに放っておくと大切なレンズにカビが生えてしまいます。
一度カビが発生してしまうと「拭いても後が残る」「少しでも残ってると再発生してしまう」とカビが発生すると非常にやっかいな状態になります。
少しのカビ程度なら撮影には影響がほとんどありませんが、気が付いた時には大量のカビが発生してメーカーに送っても手遅れ…なんてことに!
カメラバッグに入れっぱなしはNG!
カメラバッグは丈夫なので、入れっぱなしで安心…って訳にはいきません。
中綿が厚くクッション性がある素材を使っているので、逆に湿気を蓄えてしまいます。しかも蓋を閉じれば薄暗く空気も流れない「カビの大好き空間」です。
乾燥材でも入れていれば多少マシですが、基本的にカメラバッグに入れっぱなしはカビが発生しやすい為、以下の方法で正しく保管しましょう。
レンズのカビ対策でベストな保管方法は主に2つ
①防湿庫
1万円~3万円程度と多少値は張りますが、安心・安全な防湿庫が最もおすすめです。
ほとんどの場合、AC電源を使用するため乾燥剤の入れ替えが不要で、放っておいてもカビの発生を心配する必要が無く、鍵付きの物はそれ自体が盗難防止にもなります。
また、インテリアとしても「できるカメラマン感」があり非常にオシャレ。
②ドライボックス
タッパーのようなデザインで、中に乾燥剤を入れて使用します。
価格は1,000円~と非常に安価で手に入れやすく電源が不要なためカビ対策を気軽に行う事ができます。しかし乾燥剤の定期的な入れ替えや管理が必要になります。
レンズ保管は上記がベストですが、防湿庫は初心者にはハードルが高くちょっと手が出せないと思いますので、ここからは実際に写真でカビ対策におすすめのドライボックスをご紹介します。
格安ドライボックスで手軽にカビ対策!
まずは家電量販点で必ず売ってるハクバのドライボックス。
1,000ちょっとで手に入る最小の5.5Lです。
蓋を開けたところ。蓋裏に乾燥剤を入れるスペースがあります。
最初から同社の人気乾燥剤「キングドライ」がついていて非常にお得。
実際に入れたところ。フルサイズ機だと本体+レンズ1本が限界
こちらは最安値クラスで必要最低限の機能・容量になっており、ミラーレスやコンパクト一眼ならば最も手軽にカビ対策ができると思います。
一眼レフカメラを始めたばかりの方などはとりあえず持っておいて損はありません。
また価格が安い為レンズが増えたらもう1個気軽に買い足しても良いのではないでしょうか?
カビ対策のコスパ最強!高機能ドライボックス
次におススメなのが、容量が大きく全面に湿度計を備えたナカバヤシのドライボックスです。
背の高い容量8Lで、レンズキットの望遠レンズや中望遠程度のレンズであれば立てたまま収納する事が可能。
正面に湿度計がセットされており、乾燥剤の交換目安が一目でわかるのも初心者にわかりやすくおススメですね。
こちらは中段トレーに乾燥剤を入れるタイプです。
メンテナンス小物や予備バッテリー等もまとめて入るので使いやすいです。
こちらが実際にレンズを入れたところ。
フルサイズ本体とレンズ4本を余裕で収納することが出来ます。
ハクバのドライボックスと比較。現在の湿度が一目で分かるのは大きなメリット。
こちらも1,000円前後で手に入り、圧倒的にコスパと使いやすさが良いドライボックス。カメラを買ったらまずはコレを持っておくのがおすすめです。
ちなみにこれらのドライボックスは乾燥剤の交換が必須ですので、まとめて買っておきましょう。
3パックセットで500円前後と消耗品ですが、非常に低価格です。
ちなみに1パックで半年近く保つので、安心して使えます。
いかがでしたでしょうか?
カメラとレンズは「資産」とも言われてるので、カメラバッグに入れっぱなしにせず、しっかりと防湿庫やドライボックスに入れてカビ対策をして保管しましょう。
次回もよろしくお願いします!
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