ライティングでアニメ表現を目指す!(鬼滅の刃編)

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは。

本格的にブログを頑張りたい(やるとは言ってない)茨城のカメラマン仲居です。

今回はライティングテクニックを応用して、現在ジャンプコミック/アニメで人気の「鬼滅の刃」をコスプレ撮影で使えるライティングで表現したいと思います。

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アニメ表現的なライティングとは?

とりあえず写真を見てもらった方が話が早いので、以下の写真をご覧ください。

※この撮影には電気を消した部屋や夜など、暗い条件が必須です。

※ちなみにこの写真はシャッターは1回で、Photoshopなどによる加工は一切しておりません。

※私はコスプレイヤーではないので、見た目に触れるのはNGです笑

水の呼吸「 肆ノ型 打ち潮 」
水の呼吸「 肆ノ型 打ち潮 」 …に見えますか?

どうでしょうか?ちゃんとアニメ鬼滅の刃に出てくる水の呼吸してますか?今回はこの写真を1回のシャッターかつ無加工で撮れる方法をお話させていただきます。

難しそうに見えますが、仕組みと設定さえ分かればとても簡単に撮影できますので、コスプレを楽しんでいる方やコスカメ(コスプレ撮影をするカメラマン)の方は色んな作品で応用できるので、ぜひ覚えてくださいね!!

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アニメ表現のライティングに必要な物

簡単とは言え、最低限の機材は必要になるので、まずは以下の機材を持っているかチェックしてください。

1:一眼レフカメラorミラーレス一眼

2:三脚

3:ストロボ(※できれば無線が良い)

4:レリーズケーブル(※がんばれば無くても可)

なんと言う事でしょう…!

凄く簡単にスタート出来るじゃあありませんか!

つまり、難しそうに見えるライティングでも、カメラの基本的な仕組みさえ分かれば出来てしまうんですね。

この機能が必須!BULB撮影&後ろ幕シンクロが使えるカメラか?

いきなり難しい言葉を使ってすみません…!簡単に言うと

BULB撮影→シャッターを自分のタイミングで開けて・閉じれるかどうか(シャッターボタンを押している間撮影して、離すとシャッターが閉じる)

※最悪10秒~30秒程度の長いシャッター速度が使えればOK

後ろ幕シンクロ→ストロボの発光がシャッターを押した瞬間ではなく、シャッターが閉じる瞬間に発光する。

この撮影モードができる事が今回のライティングは大前提になります。BULB撮影は問題ないとして、後ろ幕シンクロは機種により無かったり、名称がメーカーによって違う場合があるので説明書やメーカーサイトで各自ご確認をお願いします。

BULB撮影&後ろ幕シンクロの設定方法(カンタンだよ!)

ここからはニコンのD750を使って写真で説明しますが、基本的な仕組みはどのカメラメーカでもほぼ同じなので、説明書等を見ながら設定していきましょう!

モード設定ダイヤル
まずはダイヤルを「M」に設定 ダイヤルにはBULBと書いてないので注意してください。

使用するモードはマニュアルで設定するので撮影ダイヤルを「M」に設定。

→シャッター速度を30秒以上にする(親指のダイヤルを右か左にたくさん回す)と液晶やシャッターボタンの近くにある窓に「BULB」と表示されます。

この機能がない場合は、10秒~30秒のシャッター速度があれば一応可能なので安心してください。

BULB撮影の確認
BULB撮影が出来る場合「BULB」と表示される

次は後ろ幕シンクロ!(出来ない機種があるかも…)

カメラ本体に付いている雷マーク(⚡)を押しながら親指のダイヤルを回す、もしくはカメラのメニューから設定で雷マーク+rearがあれば設定してください。

後ろ幕シンクロの確認
D750の場合は本体の前面左側(マウントの上あたり)の雷マークを押しながら、親指ダイヤルで設定できる。
この設定だとシャッターが切れるタイミングでストロボが発光する。

出来ましたか…?たぶん出来てると思うので、このまま撮影時のF値・ISO感度も設定していきます。

F値とISO感度を設定する

F値→11~20 で余計な物が映らないように良く絞ります(余計な光が入ると残像が映る)

ISO感度→100~200 で強い光以外は映らないようにします。

たったこれだけです。イメージとしてはLEDとストロボ光以外を暗くしてシャットアウトする感じです。

設定は出来た!次はLEDライトを準備しよう!

今回のライティングではアニメ鬼滅の刃で水の呼吸を再現するために、LEDライトを持って流れを表現しています。格安かつ持ってると色々便利なので、持っていない人は揃えてみてください。

LEDテープライトを多少加工しますが、サルでも出来るので安心してください。

LEDテープライトとモバイルバッテリー
左からLEDテープライト リモコン(LEDに付属) モバイルバッテリー 

このLEDテープライトのままだと上手く撮影できないので、使いやすい棒などに貼りつけます。モバイルバッテリーは持ってると思うので、持ってる方はそれを使ってください。

USBタイプのLEDテープとモバイルバッテリーにしたのは、持ち運びが容易なことと、リモコンによるON/OFF操作が可能なためです。

撮影中は光っている物は常に撮影されるため、サイリウムや蛍光灯等の瞬時に切り替えできないタイプは不向きなので注意してください!

棒にLEDテープライトを巻いたところ
ホームセンターで買ってきた棒(1m300円くらい)に貼りつけor剥がれないようラップで巻く
別にテープでも構いませんが、取り外しがちょっと面倒です。
モバイルバッテーリーを棒につけたところ
撮影時に振り回すのでモバイルバッテリーもテープで棒に付けます。勢いよく振り回す場合はしっかりつけてください!

はい完成!何も考えず棒にLEDテープライトとモバイルバッテリーをつけるだけ!誰でもできますね!

準備完了!撮影の条件を再確認!

1:部屋は暗い?外なら夜?

2:BULB撮影(orシャッター速度15~30秒)になってる?

3:ストロボは後ろ幕シンクロできた?

4:F値は11~20まで絞った?ISO感度は100~200に下げた?

準備は出来ましたか?

すごい!ここまで来れたら大丈夫!エライ!頑張った!撮影出来たも同然です!

ライティング(撮影)の流れ

ここからはカメラマンとレイヤーさんが息を合わせて撮影します。

具体的な流れは…

(カメ)レリーズケーブルを使ってシャッターを押しっぱなしにして撮影スタート→(レイヤ)LEDを光らせて移動する→いい感じになったと思ったらLEDを消してポーズを決める→(カメ)シャッターを離す→ストロボが後ろ幕シンクロで発光する→完成!

ちょっとイメージしづらいですか?このブログを読んでいただいてるアナタはラッキーです!茨城のピカソと呼ばれた私が、特別にイラストを描いたのでこちらをご確認ください。

カンペキなイラスト
完璧なイラスト過ぎる…!

こんな感じでイメージできましたか?コツとしては波ならLEDテープライトを上下に揺らしながら歩くといい感じになります!

また、レリーズケーブルを持ってない場合(対応してないカメラ)は、セルフタイマーと10秒以上のシャッター速度で時間内に行えば可能です。

今回の写真ではストロボをカメラから外しています(クリップオフ)が、カメラに取り付けたままでも後ろ幕シンクロが出来れば撮影自体は出来るのでご安心ください!

今回のゴールはこの写真をベースにしましょう!

水の呼吸
水の呼吸 その1
水の呼吸!
水の呼吸 その2
雷の呼吸?
雷の呼吸? もっとギザギザにすればよかった…

この3枚はいづれも無加工&1回のシャッターで撮影しました。セルフタイマーを使って夜の林道で撮ったので構図とかは適当ですが(不審者扱いよりも動物の気配が怖い…!)

また、LEDテープライトだとカラーを容易に変更できるのも魅力です。

LEDテープライト 白色
LEDテープライト 白
LEDテープライト 青色
LEDテープライト 青
LEDテープライト 黄色
LEDテープライト 黄

このようにボタン一つで色を変えたり、7色に発色させたりと自由度の高さと応用性が魅力なので、コスプレ撮影以外にも夜ポートレートやフィギュアの棚に貼ったりと活躍します!

いかがでしたでしょうか?

アニメの好調(10話やっても映画クオリティ並み!)を受けてこれからますます人気が出る鬼滅の刃ですが、コスプレ撮影も増えてくると思うのでレイヤーさんだけでなく、コスカメの方もぜひチャレンジしてみてくださいね!

次回もよろしくお願いします!

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