カメラ初心者でも簡単!花火の撮り方(打ち上げ花火編)

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは

1時間の花火撮影で4か所蚊にさされた茨城のカメラマン仲居です。

会社に居た頃は「虫の好かないヤツだ」と言われていたのですが…!

今回は、天候にも左右されるため撮影チャンスが貴重な夏の風物詩「打ち上げ花火」の簡単な撮影方法をご紹介します。

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花火の撮影は難しい?

沢山の花火を写した画像
水戸で行われた花火大会の写真。ほんとはもっと上手く撮れるはずだった…

やはり一眼レフを持っているからには、一度はチャレンジしたい打ち上げ花火の撮影。

しかし実際に撮影してみると、ブレブレ・真っ白・真っ暗と散々な結果になった方が沢山いると思います。

そういった方の大半は撮影モードを「オートモード」で撮っているのではないでしょうか?

花火のような明暗差が大きい被写体は、カメラ任せにするとカメラが混乱して上手く撮影することが出来ません。

しかし実は簡単な設定をするだけで花火は撮れるので、今回は設定を覚えるだけの手軽な花火の撮り方をご紹介します!

まずは花火撮影に必要な機材のチェック!これだけは準備しよう!

花火を撮るのに必要な機材はこれだけです!

  • 一眼レフorミラーレス一眼
  • 三脚
  • レリーズケーブル(※無い場合は10~30秒のシャッター速度でも〇)
  • 虫よけ←マジだいじ(ハッカ油もいいらしい…)

以上!レリーズケーブル以外は持っていると思います。

※虫よけは本当にだいじ…指の間とか手の内側とか刺されると撮影どころでは…!

花火を撮るレンズはどれがいい?

花火の写真を見ると「これは高いレンズ使っとるやろなぁ…!」と思う方が居ると思いますが、そんなことはありません。

カメラを買った時に付いてきた標準ズームレンズでも花火をキレイに撮れるので安心してください。

一応、撮りたいイメージがあれば以下を参考にしてください。

  • 打ち上げ花火を見上げて撮りたい→広角レンズ
  • 遠くから風景と一緒に花火を撮りたい→望遠レンズ

望遠レンズでの花火撮影は、花火が大きすぎてフレームに収めることができず初めは難しいと思います。チャレンジする場合は撮影時間に余裕のある、大型の花火大会などでチャレンジしてみましょう。

明るい単焦点は必要?

打ち上げ花火のような、非常に明るい被写体には明るい単焦点レンズは必須ではありません。むしろ開放のF1.8などで撮影すると画面全体が白飛びする失敗原因になります。

花火の撮影ではF値を絞って撮影するので、お祭りのスナップを撮りたい場合以外は特に不要です。

とりあえず最初から持ってる標準レンズがあればOK!

明確な撮影イメージが無ければ、とりあえず標準ズームレンズがあれば大丈夫です!花火大会は場所や時間の関係で、足元が見えなかったり荷物を忘れてしまう事が多いのでレンズ紛失や破損のリスクを考えて、最初の内はあまりレンズを持ち込まない方が良いでしょう。

超簡単!花火を撮るカメラの設定!

カメラ本体の設定はすごく簡単です。カメラにより多少変化しますが、以下の設定でほぼ問題ありません。

  • 撮影モード→マニュアル
  • レンズF値→11~16
  • シャッター速度→BULB撮影(※出来ない場合は10~30秒でも〇)
  • iso感度→100

設定はこれだけでOKです。

※BULB撮影については以下の記事で説明しているので、わからない場合は↓の記事を参考にしてください。

ライトペインティングの記事ですが、撮影の原理は同じです。

打ち上げ花火撮影のしくみ

ここで花火の撮り方の仕組みを解説しておきます。(と言っても簡単な仕組みですが…)

1:シャッターを開けっぱなしにする

レリーズケーブルを使い、シャッターを開けっぱなし(ボタンを押しっぱなし)にします。

この際、F値が小さかったりiso感度が高いと夜の撮影とは言え画面がドンドン明るくなってしまいます。(シャッターが開いたままなので

そのため、F値を11~16まで絞り、iso感度を100まで下げて「花火のように明るい光以外は取り込みづらく」していきます。

2:打ち上げ花火が上がり、光の軌跡が写る

開きっぱなしになっているシャッターに、打ち上げ花火が写ることで光の軌跡が尾を引くように美しく写ります。

この時、シャッターを開けたままにしていれば、複数の花火を次々に写し込むことが出来ます。

3:シャッターを閉じる

2~3玉の花火を写した所でシャッターを切りましょう(ボタンを離す)

流れとしては、これだけです。

つまり、一瞬を切り取るのではなく、花火が上がるところから消えゆくまでを収める形になります。

いざ打ち上げ花火を撮影する!

さあ、花火を実際に撮影してみましょう!

しかし、その前に再度カメラの設定と、三脚、レリーズケーブルの装着を確認しておきましょう。

カメラにレリーズケーブルを差したところ
カメラにレリーズケーブルを差した所。暗いところだとなかなか差さらない!

レリーズケーブルはKenko製で各社発売されているので、おすすめです。

カメラの設定も事前に確認しておきましょう!

  • 撮影モード→マニュアル
  • レンズF値→11~16
  • シャッター速度→BULB撮影
  • iso感度→100

あとは3つの手順で撮影するだけ!

実際に花火の撮り方は非常に簡単で、3つの手順の通りにすれば撮影できます。

  1. 「ヒュー」と花火が上がり始めたところで、シャッターを押す
  2. 花火が消えるまでシャッターを押し続ける
  3. いい感じになったら(2~3個写し込んだら)シャッターを離す

分かりづらいと思うので、画像を用意しました。

花火の撮り方1
「ヒュー」と花火が上がり始めたところで、シャッターを押す
花火の撮り方2
花火が消えるまでシャッターを押し続ける
花火の撮り方3
いい感じになったら(2~3個写し込んだら)シャッターを離す

するとどうでしょう…!

キレイな花火
キレイな花火を写すことが出来ました!
大玉の花火1個だけ
大玉花火だけを写してみたり…
大玉と小玉の花火
大玉と小玉花火を写してみたり…
沢山の花火をアップで撮った画像
余裕があれば思いっきり大きく写してみたり…!

いかがでしたでしょうか?

夏の風物詩である花火を今年は記憶にではなく、記録に残してみませんか?

最初は失敗してしまうかも知れませんが、何度か花火を撮影することできっと思い通りに花火を撮れると思います。

以上!花火の撮り方でした。

次回もよろしくお願いします!

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