みなさんこんにちは
突然涼しくなってきて体が付いてこない茨城のカメラマン仲居です。
SNSをやっていると、カメラマンが「撮影した写真が1枚もアップされない!」「撮影したのに自撮りしかあげてない!」と憤慨しているつぶやきを稀に良く見かけます。
なぜそのような事が起こるのか、理由を調べたのでまとめました。
そもそもなぜ撮影した写真が掲載されないのか?

なぜ自分の撮影したポートレート写真やコスプレ写真がTwitterやInstagramにアップしてもらえないのか。そこにはカメラマンが見落としがちな理由がありました。
1:写真がヘタだった

いきなり火の玉ストレートで申し訳ありません…!
こればっかりは努力するしかありません。ですが私の経験上、同じジャンルを撮り続けても思ったように上達はしません。
ポートレートが上達したいなら、風景や植物、食べ物、など何でも撮影するのがおすすめです。
どれもが「光」を上手く使わないといい写真が撮れないことに気づきます。
そこが理解できれば、自然とポートレートも上手くなっているはずです。
2:モデルさんのイメージと違った

これはコミュニケーションが不足していたり、カメラマンが一方的に指示をしている場合に見られます。
こちらはカンペキに撮影したつもりでも、相手のイメージをくみ取れていない以下のパターンです。
- 全身を撮影してほしかったのに、バストアップだらけだった
- 背景をいれてほしかったのに、常にF1.8で背景が見えない
- 自然光がよかったのに、ストロボをガンガン炊いた
- クールなイメージにしてほしかったのに、笑顔を要求された
これらは一例ですが、コミュニケーションを重視したり、事前に聞いておけば避けられるものがほとんどです。
モデルさんが居なければポートレート撮影は出来ませんので、相手の意見も尊重して撮影したいですね。
3:肌の修正がされていなかった(甘かった)

ポートレート撮影をしていると、カメラマンは肌の修正を自然と覚えてきますし、最近は加工アプリで自ら加工するのが当たり前になってきました。
しかし、被写体モデルを始めたばかりの人や、アプリが使えないモデルさんも普通にいます。
そのためこちらが手間を惜しんで、撮って出しや甘めの肌修正でデータを渡されると加工が出来ない為、SNSにアップ出来ない…なんてことになります。
こちらもコミュニケーションをしっかり取っておけば避けれらます。
肌の修正の可否を聞くのはタブーに思えるかも知れませんが、「こっちで肌の修正していい?」とさらっと聞いてみましょう!
ほとんどの場合、食い気味で「お願いします!」と快諾されるはずです。
4:加工をする時間がない

これはポートレート撮影よりもコスプレ撮影で良く見かけます。
最近は加工が当たり前に行われているため、加工に関しては相手の方がプロ並みの技術を持っていたりします。
そうなると加工に対する「こだわり」も当然生まれてきて、自分が納得するまで写真を「1枚もアップしない!」と言う方も珍しくありません。
こればっかりは仕方ありませんので、相手を責めずに広い心を持つか、「加工が必要ないくらいカンペキな写真」を撮る努力をしましょう。
あえて言わせていただきますが、ほとんどの場合「カメラマンの写真」よりも「モデルさんのプライベート時間」の方が優先されます。
俺の写真を優先にしろ!!
なんて言う人はこちらからお金払わないと撮影できなくなりますから、絶対に言っちゃダメだと思います。
5:データをDL出来ない(してない)
意外といます、パソコン持ってない人。
むしろ最近の若いモデルさんは、PCどころかタブレットすら持ってない方がかなり多いです。
そのため、ギガファイルでとりあえずURL貰ったものの、データをスマホに送れず…みたいな事がザラにあったりします。
そういった時のためにGoogleフォトや、DM、Airdropなどデータの受け渡し手段を複数用意しておきましょう。
「友達にパソコン借りてみます…!」はほぼ間違いなくダウンロードできないので、こちらからベストなデータ受け渡し方法を提示したいですね。
写真が掲載されない理由は悪い事ばかりじゃない
こうして理由を見てみると、カメラマンとモデルさんのコミュニケーションがしっかり取れていれば、フォローできることばかりでしたね。
相手ありきのポートレート・コスプレ撮影ですから、写真を掲載してもらえないカメラマンはちゃんと相手とコミュニケーションが取れているか?を撮影前から見直してみてはいかがでしょうか?
こちらから一方的になっていないか、客観的に見た方がいいかも知れませんね。
ちなみに「自撮りしかアップしない人」は確実に存在します。かなり自分のハードルが高い人だと思うので、私はあまり関わらないようにしています。
撮影はすごくエネルギー使うので、お互いハッピーにならないなら避けた方がいいと思います。
次回もよろしくお願いします。
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