【7artisans 七工匠 35mm f0.95】3万円以下で憧れのF0.95が手に入る神レンズ!

中華レンズまとめ

みなさんこんにちは。

先日Twitter上でGODOXやTTArtisanなどの中華カメラ機材の販売サイトPergear(パーギア)さんのキャンペーンでプレゼントをいただきました!

(ちなみに撮影実用セット!ありがとうございます!)

と、言う事で今回は頂いた7artisans 七工匠 35mm f0.95を使って作例や使用感をレビューしていきたいと思います!

3万円以下のレンズなのにF0.95!と驚愕の明るさのレンズ…果たしてその実力は…?

TTArtisan 17mm F1.4
Pergear 25mm F1.8
Pergear 35mm F1.6

↑他の中華レンズのレビューはこちらから

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7artisans 七工匠 35mm f0.95の外観・仕様

7artisans 七工匠 35mm f0.95の外観・仕様
箱から漂う高級感!

まずは7artisans七工匠35mmf0.95の外観や仕様などを見ていきましょう!

APS-Cミラーレスカメラ用のレンズで対応マウントは…

一般的なミラーレス一眼にはほぼ対応しているのが嬉しいですね。

そして何といっても驚異的なのはF0.95の異常とも言えるF値の低さ!明るいと言われるF1.4クラスの純正レンズでさえ10~20万円するのが普通ですが、なんとこの7artisans七工匠35mmf0.95たったの3万円でお釣りがきます!

マニュアルフォーカスレンズですが、それを含めてもバグってるとしか思えない安さです笑

ミラーレスにハマるデザインとサイズ感

ミラーレスにハマるデザインとサイズ感
もはや中華レンズ専用機となったX-s10笑

通常F値が低ければ低いほどレンズは大型になりますが、7artisans七工匠35mmf0.95はミラーレスカメラ専用のため非常にちょうどいいサイズ感になっています。

今回はFUJIFILM用のXマウントで頂いたので、X-S10に装着!

オールドなデザインは特に富士フィルムのカメラと相性がバツグンに思えます。

オールドなデザインは特に富士フィルムのカメラと相性がバツグンに思えます。

重量は369gと小型でもずっしりとした重さがあり、中華レンズとは思えない所有欲を満たしてくれます。

絞り羽根は12枚で絞っても美しい

絞り羽根は12枚で絞っても美しい

7artisans七工匠35mmf0.95の絞り羽根は12枚と多く、F値を絞った場合でもキレイな円形で美しいボケをしてくれます。

7artisans七工匠35mmf0.95の絞り羽根は12枚と多く、F値を絞った場合でもキレイな円形でイヤミの無い写りをしてくれます。

もちろん絞りを開放すれば、まるで往年のオールドレンズを彷彿とさせる大口径レンズらしい美しさ

絞りリングは前面・クリックレス

絞りリングは前面・クリックレス

7artisans七工匠35mmf0.95は以前紹介したTTArtisan 17mm F1.4と同様に絞りリングが最前面にあるタイプのレンズ。

TTartisan17mmはコチラで紹介しました。

そして絞りリングはクリックレスでかなりヌルっと滑らかに動きます。フォーカスリングとも近い為、慣れない内は誤操作に注意が必要かも知れません。

逆に動画撮影(特にオシャレな映像を撮る人)には最適で、シネマティックな映像を撮りたい人にはありがたい仕様。

レンズ全体の作りは、ハッキリ言って純正5万円クラスでは比にならないほどしっかりしており、金属の質感や操作感は「高級レンズ」と言えるほどのしっかり感があります。

それではここからは作例をご紹介していきます!

7artisans七工匠35mmf0.95の作例

7artisans七工匠35mmf0.95の作例
F0.95 絞りオート

まずはF0.95の強みを活かしたボケMAXのテスト撮影…とシャッターを切ったらこの写り…!

す、凄すぎる…!まるでフルサイズ一眼のF1.4クラスのレンズと遜色ないボケ感と円形の美しい玉ボケ…!!

さすがに外周部はレモン型のボケになってしまいますが、それでも3万円以下のレンズと考えれば大勝利すぎます。

さすがに外周部はレモン型のボケになってしまいますが、それでも3万円以下のレンズと考えれば大勝利すぎます。
F0.95 絞りオート

同じくF0.95で今度はゲリラ豪雨の車内を撮影。

撮影時は夕方。突然の暗雲で真っ暗でしたがF0.95と言う明るさを武器に、ISO感度を上げず手持ちで強気に撮れます。

圧倒的なボケ感も相まって日常のどんなシーンでも7artisans七工匠35mmf0.95はドラマティックになりますね!

圧倒的なボケ感も相まって日常のどんなシーンでも7artisans七工匠35mmf0.95はドラマティックになりますね!
F0.95 絞りオート

次は近くのお寺に咲いていたユリを開放F0.95で。

分かってはいましたが、こういった逆光&森林の状況では主張が強すぎるほどの玉ボケと滲むようなボケ感がハンパないです!!

さすがにピント面は超シャープ!とはなりませんが、それでも十分実用レベルのシャープさじゃないでしょうか。

さすがにピント面は超シャープ!とはなりませんが、それでも十分実用レベルのシャープさじゃないでしょうか。
F0.95 絞りオート ISO400

F0.95の明るさを持ってすれば、一眼レフやミラーレスでは苦手な薄暗い水族館でも多少ISO感度を上げれば余裕を持って手持ち撮影できます。

カメラ初心者ではブレずに撮るのが難しい水槽のクラゲも、絞りを開放して普段と同じように撮影できるのは圧倒的なメリット。

このレンズは動画にもピッタリ。かなり暗い水族館内ですが、ISO500でも絞りを開放すれば余裕で撮れてしまいます!

7artisans七工匠35mmf0.95のフレア・ゴースト

7artisans七工匠35mmf0.95のフレア・ゴースト
F1.2 絞りオート

7artisans七工匠35mmf0.95は中華レンズとしてはやや高級レンズの扱いです。(それでも3万円以下と激安…!)

そのためか、中華レンズの中では逆光耐性がかなり高いように見え↑のように完全に逆光でもヘタなゴーストは出づらく、フレアに関しては写真上部にキレイな円形が確認できます。

他の激安中華レンズで良く見られたド派手な紫被りもあまり見られず、現代レンズと比較しても優秀だと感じますね。

絞りによる光状はトゲトゲ

絞りによる光状はトゲトゲ
F0.95

それでは逆光の条件下で絞りの変化による光状を見てみましょう。

まずF0.95ですが、先ほど同様にすこしだけシャっとするくらいでかなり自然に見えます。

まずF0.95ですが、先ほど同様にすこしだけシャっとするくらいでかなり自然に見えます。
F8

次はかなり絞ってF8です。

やや紫色のゴーストが出ていますが、位置を少し工夫すれば気にならない程度です。

そして光状はかなりキレイなトゲトゲで好印象ですね!明るいレンズは絞り開放で使いたくなりますが、この7artisans七工匠35mmf0.95はぜひ絞って使いたいレンズです。

そして光状はかなりキレイなトゲトゲで好印象ですね!明るいレンズは絞り開放で使いたくなりますが、この7artisans七工匠35mmf0.95はぜひ絞って使いたいレンズです。
FF1F16F16

最後は最大絞りであるF16で撮影しました。

ゴーストとフレアが出るようにワザと角度を調整して、思いっきり暴れさせました笑

まるでアニメや漫画で見るような表現ですが、全然イヤな感じせず味がある印象

総合的に見て逆光耐性は中華レンズではトップクラスではないでしょうか?

7artisans七工匠35mmf0.95は絞ると更にシャープな写り!

7artisans七工匠35mmf0.95は絞ると更にシャープな写り!
F4

超絶明るい七工匠35mmf0.95ですが、その真価はF値を絞った所にあります。

まずはありがたい感じのだるま暖簾をF4で撮影してみました。ちょっとビックリしました!すごい立体感とキレを感じる画になってますね!

大口径らしい背景の程よいボケ感で、まるでフルサイズ一眼で撮っているような感覚になります。

大口径らしい背景の程よいボケ感で、まるでフルサイズ一眼で撮っているような感覚になります。
F16

更に深く絞ってF16で撮影しました。

これもデータを見てビックリ!毘沙門天様の表情や質感がハッキリと伝わってくる写り。

これがたった3万円でお釣りがくるレンズだとは思えない!

これがたった3万円でお釣りがくるレンズだとは思えない!
F8

帰り道で夕焼けがキレイだったので絞ってF8で撮影しました。

7artisans七工匠35mmf0.95フルサイズ機換算52mm前後と、いわゆる標準レンズですからこういった風景もかなり自然に撮る事が出来ます。

人によっては少し狭い画角かも知れませんが、写りの良さで付けっぱなしレンズとしても優秀

人によっては少し狭い画角かも知れませんが、写りの良さで付けっぱなしレンズとしても優秀。
F16

何気ない風景ですがこうやってF16まで絞って撮っていると、場の空気感と言うかオールドレンズと現代レンズの良いとこ取りをしたようなレンズに思えます。

開放F0.95はとんでもなく魅力的ですが、場面によってしっかりと絞って使いたいレンズです。

7artisans七工匠35mmf0.95の気になる所・デメリット

7artisans七工匠35mmf0.95の気になる所・デメリット

中華レンズとしては間違いなくトップクラスに良い製品ですが、それなりに気になる部分がいくつかあります。まぁデメリットと言えるような部分はほぼありませんが…

気になる所①:絞りリングが滑らかすぎる

これは最初にお話ししましたが、絞りリングはクリックレスタイプでヌルっと回転します。

動画撮影向けの配慮だとは思いますが滑らかで重さもあまりない為、カメラバッグから取り出して撮影しようとするとF値が変わっている事が多々あります。

まぁ注意すればいいだけですが、街中でスナップ撮影する人には気になるかも知れません。

気になる所②:F0.95はピントが浅すぎる

F0.95という低いF値は通常のレンズでは味わえないようなボケ感が得られます。

しかし当然と言えば当然ですが、その分ピントも非常に浅くマニュアルフォーカスレンズと言う事もあり、まるでマクロレンズで撮影しているような感覚に笑

幸いミラーレスカメラのほとんどの機種にはフォーカスアシストや、ピント面を線で表示してくれる機能がありますので目が良くない方やピント合わせが苦手な方はカメラ側で調整しましょう。

気になる所③:無限遠から先のオーバーインフィニティがある

これは唯一デメリットと言えますね。

通常フォーカスリングを∞まで回せば無限遠になりますが、このレンズは回し切った所では無限遠にならずピンボケになるオーバーインフィニティになってしまいます。

一応、レンズ表記の∞に合わせれば回避できますが、F16まで絞ってるから大丈夫!と思って確認せず撮ると残念な事になるので予め注意しないといけません。

まとめ:それでも3万円以下でF0.95は控えめに言って神レンズ!

まとめ:それでも3万円以下でF0.95は控えめに言って神レンズ!
F0.95

いかがでしたか?7artisans七工匠35mmf0.95は3万円以下で買えるレンズの中では、圧倒的な明るさと品質を備えた神中華レンズだと断言できます!

あまりの明るさにNDフィルターは必須ですが、それも含めてマニュアルレンズとしては最高クラスのコスパと魅力がありますね。

あまりの明るさにNDフィルターは必須ですが、それも含めてマニュアルレンズとしては最高クラスのコスパと魅力がありますね。
F0.95 草撮っても楽しい笑

まるでフルサイズで撮影しているかのようなボケ感は、APS-Cのカメラしか使った事が無い人にとっては手軽に特別な写真が撮れるレンズではないでしょうか。

また、カメラに詳しい人にとってもF0.95は憧れの数値ですが、それが3万円以下で気軽に試せるのは魅力以外の何物でもありません。

最近話題の中華レンズですが、この7artisans七工匠35mmf0.95は手放しで「良いレンズ」と言えるレンズだと思います。

Amazon等では在庫があればすぐ届きます。しかし、最安値で買いたい方は1週間前後かかりますがPergear公式サイトだとセール等でかなり安くなるのでおススメ。

※7月18日現在、Pergear(パーギア)公式で7artisans七工匠35mmf0.9512%OFFの25,803円で最安値セール中でした

次回もよろしくお願いします!

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