【iPad/iOS版】Lightroomの神アプデで被写体のマスクが劇的進化!

RAW現像

みなさんこんにちは。

今回は2021年10月に行われたLightroomのアップデートで、PC版・モバイル版共に被写体のマスクが超効率化できる機能が追加されました!

ちなみにですが、この機能はLightroom単品・フォトプラン・Lightroomモバイル版(550円)のどれかに課金を行っている場合にのみ利用できますのでご注意ください。

↑ちなみにフォトプランならLightroom(PC&モバイル版)とPhotoshop(PC版&iPad版)が両方使えるので一番お得です。

Lightroomの無料/有料の違いはこちらで紹介しました。

新しいマスク機能の使い方はとても簡単なので、作例と共に使い方をご紹介していきます。

これはiPadでのRAW現像が更に効率化すること間違いなし!

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ボタン1発で被写体をマスクできるLightroomの神アプデ!

ボタン1発で被写体をマスクできるLightroomの神アプデ!
Pixabayより

まずは論より証拠。

このステキな女性の画像をサンプルとして被写体選択マスクの効果を確認していきます。

このステキな女性の画像をサンプルとして被写体選択マスクの効果を確認していきます。

と言っても使い方はシンプルで、現像したい写真をiPad版のLightroomに取り込みます。

次に右端の丸い「マスク」をタップ→右下の「+」をタップすると「新しいマスクを作成」の項目が出てきます。

そこで今回は新しく追加された「被写体を選択」をタップしましょう。

※「新しいマスクを作成」の画面が出ない人はアプリのアップデートが出来ていないと思います。App Storeからアップデートをしてください!

※「新しいマスクを作成」の画面が出ない人はアプリのアップデートが出来ていないと思います。App Storeからアップデートをしてください!

すると「被写体を検出しています…」と表示され5秒ほど待機します。

すると「被写体を検出しています…」と表示され5秒ほど待機します。

何という事でしょう…!

マスクされている赤い部分が「髪の毛の先まで」自動で選択されました!すごすぎる!

カメラマン的にはモデルさんの肌だけマスクされるのが理想ですが、これからのアップデートに期待が持てる素晴らしい機能ですね!

カメラマン的にはモデルさんの肌だけマスクされるのが理想ですが、これからのアップデートに期待が持てる素晴らしい機能ですね!

せっかくなので少しだけ写真を編集しましょう。

現在はマスク部分(被写体のみ)が選択されているので、全体的にハイライトを押さえてシャドウを持ち上げ明るくしました。

被写体マスクを反転させれば背景のみの処理が超簡単にできるぞ!

被写体マスクを反転させれば背景のみの処理が超簡単にできるぞ!

先ほどのままでも十分魅力的でしたが、せっかくのマスク機能をもう少し深堀しましょう!

背景の印象を変化させたいので、最初のマスクと同様に右端の「マスク」をタップ→画面右下に出ている「+」をタップ→「被写体を選択」してください。

※つまり被写体の顔に2つのマスクをかけ、1つを反転させる。

そして次に左端にある四角に〇のマークをタップしましょう。すると↑の画像のように「選択した被写体のマスクを反転」させる事が出来ます。

そして次に左端にある四角に〇のマークをタップしましょう。すると↑の画像のように「選択した被写体のマスクを反転」させる事が出来ます。

写真の印象を変化させるため、先ほど反転させたマスクの「カラー」をグリーンに寄せてみました。

先ほどは石壁のような冷たい印象が一気に明るい印象に変化しました!とっても簡単!

ちなみに選択したマスクを消したい場合、左下にあるゴミ箱のマークをタップすれば削除できます。

何度でもやり直しが出来ますからガンガン編集しましょう!

あとはいつも通り書き出しすれば…

あとはいつも通り書き出しすれば…

はい!この通り!

実際の作業はたったの2~3分でここまで印象が変化しました!恐るべし被写体マスク!

実際の作業はたったの2~3分でここまで印象が変化しました!恐るべし被写体マスク!

そしてこちらがbefore/afterです。

これがPhotoshopを使わず簡単に、しかもiPadやiPhoneのアプリで出来るんですから革命レベルの進化と言えますね!

被写体マスクは風景写真でも絶大な効果を発揮するぞ!

被写体マスクは風景写真でも絶大な効果を発揮するぞ!

Lightroomの被写体マスク機能は風景写真のレタッチも圧倒的にスピードアップできます。

まずはこの「太陽に露出を合わせた超アンダーな写真」をご覧ください。

そうです、明らかにハーフNDフィルターを使用して露出を調整すべき失敗写真…。

そうです、明らかにハーフNDフィルターを使用して露出を調整すべき失敗写真…。

こんなゴミ写真も最初の写真と同じ要領で「マスク」「空を選択」をタップすると…

こんなゴミ写真も最初の写真と同じ要領で「マスク」→「空を選択」をタップすると…

すごい!きっちり空の部分だけが自動的にマスクされました!助かる!

すごい!きっちり空の部分だけが自動的にマスクされました!助かる!

これで空だけを選択できたので、まずは夕焼けのハイライトを落として赤みを持たせていい感じに処理をして…

これで空だけを選択できたので、まずは夕焼けのハイライトを落として赤みを持たせていい感じに処理をして…

こちらも同じく左下の「マスクの反転」をタップ!

するとこちらも地上部分だけをキレイにマスクしてくれました!自動ですよコレ!!

するときっちり地上部分だけをキレイにマスクしてくれました!自動ですよコレ!!

あとはシャドウを無理やり持ち上げたり、明るさや明瞭度などをゴニョゴニョすれば完成!

明らかな失敗写真が、何とかなったと思いたいレベルには修正できましたね!

あとはいつも通りに全体の色味を調整して書き出せばOKです。

こういった風景写真には特にありがたいライトルームの神アプデ!

被写体の選択はそこまで自由ではない

被写体の選択はそこまで自由ではない

新しいマスク機能の「被写体を選択」ですが、アップデート直後と言う事もあり自由度は決して高くありません

たとえばこの写真の場合、どれか1つだけを調整したくてもご覧の通り3つ全部を「被写体」と認識してマスクしてしまいました。

そう簡単には上手く行かないので、この場合はマスクを手動で調整する必要があります。

そう簡単には上手く行かないので、この場合はマスクを手動で調整する必要があります。

調整と言っても難しい事はありません。

いつものマスク作業と同じで、右下の「+₋」をタップして「マスク1から削除」をタップ。

いつものマスク作業と同じで、右下の「+₋」をタップして「マスク1から削除」をタップ。

すると「マスク1から削除」がポップアップするので今回は「ブラシ」をタップ。

すると「マスク1から削除」がポップアップするので今回は「ブラシ」をタップ。

これで左端にいつものマスク用ブラシが出現します。

あとはブラシの大きさや濃度を調整して、マスクの消したい部分をなぞれば被写体マスクを削除できるようになります。

今回のアップデートにより使用感が多少変わりましたが、使い方を覚えてしまえばこれからのマスク作業は劇的にスピードアップすると思います!

↑iPadは2021年版ならRAW現像も出来るほどパワーアップしましたね!apple pencilと一緒に使えば現像は異次元の速さに笑

ますます使いやすくなったLightroomで自分の写真を作品に変えてみてくださいね!

次回もよろしくお願いします!

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