【最高画質!?】Viltrox 13mm f/1.4レビュー【超広角】

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは。

やっと…やーっと!

待ちに待った話題のAF対応中華レンズ「Viltrox 13mm f/1.4(Xマウント用)」が4月中旬に発売になったので早速レビューしたいと思います。

※8月発売予定でNikonZマウントSonyEマウントの予約が共に53,200円でPergear公式サイトにて予約開始しました!

すでに海外ではXマウント最高の広角レンズと高評価ですが、本当にいいレンズなのか?

作例を大量に用意したので実際に画質や写りを見ながら紹介していきます!

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Viltrox 13mm f/1.4の外観・性能

Viltrox 13mm f/1.4の外観
X-S10に装着した所

Viltrox 13mm f/1.4は中国のレンズメーカーであるViltroxから発売された35mm換算で20mmの超広角レンズです。

ボディ全体が金属製でF1.4もの明るさを持つレンズとしては小柄の420g。

花形フードも付属しており、なんと贅沢なアルミ製?で全体的に非常に質感が高いプライムレンズ。

価格はPergear公式サイトでは51,800円、Amazonでは53,200円で購入でき、超広角F1.4のスペックからすると圧倒的なコスパですね。

フィルター径は67mmとAPS-Cのレンズとしてはやや大きめです。

富士フィルム用のサードパーティーレンズでは貴重なAF搭載!

富士フィルム用のサードパーティーレンズでは貴重なAF搭載!
レンズ底面にはUSB-C端子が!

Viltrox 13mm f/1.4を購入した決め手は、なんといってもSTMモーターによるオートフォーカス動作が可能なところ。

これは中華レンズ界隈だけでなく、富士フィルムXマウント用のサードパーティーレンズとしてもかなり貴重な存在。

また、マウント部にはUSB-C端子を搭載しており今後アップデートなどが更新された際にはPCと接続してレンズを最新の状態にする事が出来ます。

↓youtubeにてAFの動作を確認する動画をアップしました。オートフォーカス速度もですが、STMの音が全く聞こえないほど静かです

Viltrox13mm F1.4 富士フィルムXマウントのAF速度が中華レンズ最速!? #shorts #viltrox #xs10
ブログと動画は誠意制作中です。Viltrox13mmF1.4は生産が遅れているらしく1月末に注文して4月18日ごろに届きました。4月22日現在、AmazonのViltrox公式販売店で在庫あるみたいです。Pergear公式サイト⇒

そしてAF対応と言う事は、Lightroomでのプロファイルは…?

そしてAF対応と言う事は、Lightroomでのプロファイルは…?

なんとLightroom上では富士フィルムのAF13/1.4XFとして認識されているようです!

海外ユーザーが「純正に匹敵する」と言っていたのも納得ですね。

このプロファイルのおかげで中華レンズでありながら現像時のレンズ補正を受ける事ができます!

Viltrox 13mm f/1.4の写り・ボケ感

Viltrox 13mm f/1.4の写り・ボケ感

それではここからは実際にViltrox 13mm f/1.4で撮影した写真を見ながら、写りやボケ感をご紹介していきます。

超広角F1.4でAPS-Cなのにボケが凄い!

超広角F1.4でAPS-Cなのにボケが凄い!
F1.4

やはり明るいレンズを使うなら最初に試すのはボケ感!

↑どうでしょうかこのボケ具合!茨城の名所であるひたち海浜公園でネモフィラを接写!

前後のボケはAPS-Cレンズでありながらフルサイズさながらのボケ感、そしてピント面はF1.4としては十分なシャープさではないでしょうか?!

オートフォーカス搭載・F1.4・35mm換算20mmの超広角。これで約5万円は凄すぎます。

オートフォーカス搭載・F1.4・35mm換算20mmの超広角。これで約5万円は凄すぎます。
F1.4

こちらも同じくF1.4で撮影した八重桜です。

こちらも被写体が浮き上がるような大きなボケ感ですね!広角レンズはその特性上あまりボカしにくいレンズですが、F1.4ともなるとフルサイズに匹敵するほどボケています。

こちらも被写体が浮き上がるような大きなボケ感ですね!広角レンズはその特性上あまりボカしにくいレンズですが、F1.4ともなるとフルサイズに匹敵するほどボケています。
F1.4

こちらもF1.4で撮影。

超広角レンズとは思えない前後が大きくボケていますね!

Viltrox 13mm f/1.4は接写能力も高く、最短撮影距離はレンズ前面から約10㎝と寄る事ができます。

そのため花のように小さな被写体で寄りつつも背景を見せる事が出来るのが楽しいですね!

Viltrox 13mm f/1.4の絞りによる写りと玉ボケの変化

Viltrox 13mm f/1.4の絞りによる写りと玉ボケの変化
F1.4

次は絞りを深くしていった際の写りを確認しましょう!まずは開放のF1.4。

前述の通り大きなボケ。そして玉ボケは…なんとレンズ周辺までキレイな円形です!

これは間違いなくいいレンズですね!

これは間違いなくいいレンズですね!
F1.8

1段絞ってF1.8です。

これでも十分過ぎるボケですね!さきほどよりもシャープになったので普段使いはF1.8がベストかも知れません。

これでも十分過ぎるボケですね!さきほどよりもシャープになったので普段使いはF1.8がベストかも知れません。
F2.8

更に絞ってF2.8です。

適度なボケ感を残しつつ切りっとしましたね!非常にいい感じです!

F5.6

ぐっと絞ってF5.6です。

背景のボケ感はかなり落ち着いてきました。

そしてこのあたりから光源部分から、キラッとした光条が発生してきましたね!

そしてこのあたりから光源部分から、キラッとした光条が発生してきましたね!
F8

風景などに使いたいしっかり絞ったF8です。

この時点で驚くほどシャープになり、光源の光条はかなりビャッっとしていていい感じ!

街中や工場などの夜撮影でぜひ使って欲しいキレイな光条です。

街中や工場などの夜撮影でぜひ使って欲しいキレイな光条です。
F11

がっつり絞ったF11です。

全体的にシャープな写りで風景から室内撮りまでキリっと撮る事ができますね!

改めてお伝えしますが、中華レンズですよコレ。

5万円で純正と遜色ないどころか13mmと言う超広角は唯一無二の超おススメレンズ!

中華レンズじゃない?逆光耐性が最新レンズと遜色なし!

中華レンズじゃない?逆光耐性が最新レンズと遜色なし!
F1.4(レンズ補正なし)、シャドウのみ+補正

これが中華レンズの写り…だと?!

開放F1.4で太陽を中心に入れて見上げた構図です。太陽を中心に入れてこれですよ?!

いままでの中華レンズなら特大ゴースト(フレア)に盛大な紫被りが発生しているところですが、そんな気配は全くと言っていいほど見られません!すごい!

いままでの中華レンズなら特大ゴースト(フレア)に盛大な紫被りが発生しているところですが、そんな気配は全くと言っていいほど見られません!すごい!
F8

こちらも太陽を中心に入れてF8で撮影したノムラモミジ(Twitterで教えていただいた春に紅葉するモミジらしい)です。

これも中華レンズ特有のゴーストや紫被りがほとんど見られず、逆光撮影でもシャープに撮れていますね!

これも中華レンズ特有のゴーストや紫被りがほとんど見られず、逆光撮影でもシャープに撮れていますね!
F8

同じくF8で上部に太陽を入れたネモフィラ。

これもすごいですね!太陽を直に入れているにもかかわらず写真中央に「ポツン」とだけゴーストが発生しているだけです。

この鋭い描写と高い逆光耐性に見覚えあるなぁ…と思ったら昨年Vookさんから借りたNIKKOR Z 24-70mm f/2.8Sで撮った

この鋭い描写と高い逆光耐性に見覚えあるなぁ…と思ったら昨年Vookさんから借りたNIKKOR Z 24-70mm f/2.8Sで撮った
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S+Z6Ⅱで撮影

夏のヒマワリを逆光で撮った写真に似た描写じゃないでしょうか?!

日差しの強さは夏の方がずっと強いとは言え、ニコンZの大三元レンズと比較できるほどの逆光耐性は衝撃的!

中華レンズの中では高価ではありますが、たった5万円でこの性能が手に入る時代とは…!!

Viltrox 13mm f/1.4…とんでもないレンズが出ましたね…!

超広角なのに少ない歪み

超広角なのに少ない歪み
F1.4

Viltrox 13mm f/1.4は明るさだけでなく、APS-Cレンズとしては貴重な超広角レンズです。

超広角レンズと言えばレンズの歪みが気になる所です。しかしこのレンズは歪みもかなり少ないレンズだと思います。

↑の写真はF1.4で格子状のタイルを撮影しました。

周辺光量落ちは若干発生していますが、周辺の歪みは非常に少ないのではないでしょうか?

周辺光量落ちは若干発生していますが、周辺の歪みは非常に少ないのではないでしょうか?
F2.8

ちなみに周辺光量落ちはF2.8程度まで絞ればかなり改善します。

少ない歪みと大きなボケ、そして適度なパースをかけれる超広角レンズとしては扱いやすい素直なレンズですね!

それではここからは作例をどうぞ!

タイムラプス動画を撮るなら最高の選択肢

Viltrox13mmF1.4を最もおすすめ出来るのはタイムラプス撮影かも知れません。

超広角で明るい開放F値は星景撮影で星の廻りを、風景撮影では雲の流れをダイナミックに撮影できます。

タイムラプス撮影に興味がある方にはこれほどおススメなレンズはありません!

Viltrox 13mm f/1.4の作例

Viltrox 13mm f/1.4の作例
F2.8

青空と八重桜。APS-Cなので細かいディティールの表現は甘いですが雰囲気が良いですね。

青空と八重桜。APS-Cなので細かいディティールの表現は甘いですが雰囲気が良いですね。
F8

茨城県の美術館をF8で絞って撮影しました。

やはり超広角らしく絞って広く撮るのが良いですね!

超広角とはいえ35mm換算20mmと風景だけでなく、屋内でも使いやすいレンズ。

F8

こちらもF8で絞って満開のネモフィラが咲く「みはらしの丘」を撮りました。

広い画角で空と一面のネモフィラをダイナミックに表現できますね!

広い画角で空と一面のネモフィラをダイナミックに表現できますね!
F2.8

またまたネモフィラをF2.8で撮りました。

このくらいのF値だと前後が大きくボカしつつ、ピント面がシャープになるのでおススメです!

このくらいのF値だと前後が大きくボカしつつ、ピント面がシャープになるのでおススメです!
F7.1

F7.1まで絞って逆光でダークな雰囲気に撮りました。

高い逆光耐性と画角の広さで色々な表現が出来るため撮影が楽しく進みます。

まとめ:Viltrox 13mm f/1.4はXマウント最高の超広角レンズ

まとめ:Viltrox 13mm f/1.4はXマウント最高の超広角レンズ

Viltrox 13mm f/1.4のデメリットは…!!!

特にありません!マジで!

約5万円と言うコスパ、適度なサイズ感、描写性能、逆光耐性、早くて静かなAF、金属ボディの質感…逆に何かある?というほど優れたレンズであることは疑いようがありません。

海外勢が絶賛するのも頷けます。これはXマウントにおいて現時点で最高の超広角レンズです!

VILTROX AF 13mm F1.4 STM 高精度 超広角レンズ Fuji、Sony、Nikonのカメラに対応
Viltrox 13mm f1.4は、13mmの広角とf / 1.4の大口径、高速で正確なオートフォーカス性能、高精度のステッピングモーターを備えた軽量の内部フォーカス光学設計を備えており、被写体をすばやく高感度で追跡でき、ダイナミックな写...

↑Viltrox 13mm f/1.4は4月23日時点でAmazonで在庫があり、注文からすぐに届くみたいです。

※6月現在、円安の影響でかなり値上がり中!Pergear公式サイトが53,200円と最安なのでおすすめです!

ちなみに私は2月に予約していたのですが延期して今の到着になりました。

世界的な情勢で生産に遅れが出ているようですので、欲しい方は在庫があるうちに手に入れた方が良いかも知れませんね!

次回もよろしくお願いします!

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