みなさんこんにちは。
空前のキャンプブーム…しかしテントを張ったり、屋外で寝起きするのは抵抗がある…。
そんな方こそやってみたいですよね車中泊!!
と言う事で、今回は2022年モデルチェンジした人気の軽ワゴン「スズキ エブリイ(5型)」の荷室に床を貼ってフルフラットを目指しましょう!
そんなに難しくないので、これでいつでも車中泊が出来るようになります!!
それでは早速やっていきましょう!
エブリイ5型の荷室サイズを調べよう
まずはエブリイの荷室サイズを調べておきましょう。
荷室は前方がやや小さくなっている長方形で、全長が約182㎝、前方幅が約116㎝、後方幅が約130㎝となっています。
サイズが分かったらエブリイの荷台を空っぽにし、シートを倒してフルフラットの状態にしましょう。
このままサイズを測っても良かったのですが、今回はこのラゲッジマットで床の型取りをした方が楽なのでマットのピンを釘抜き等で抜いていきます。
これがラゲッジマットを外した状態。
マットがあるとフラットに見えましたが、実際はこのようにデコボコでとてもじゃないですが寝る事はほぼムリです。
ですので、ここに床板を張って座ったり横になれるようにしましょう!
ホームセンターで床材になるコンパネを手に入れよう!
床材は人が座っても大丈夫な厚さ12mm、90㎝×180㎝の「コンパネ3×6」を2枚購入!
購入時の価格は2380円×2枚=4,760円
コンパネが90㎝×180㎝なので1枚で済ませても良かったのですが、1枚だけだと何かあった時に後部座席が完全に使えなくなるため後ろだけ外せるように2枚構成で。
そして2枚ともホームセンターで購入時130㎝幅に1カット50円でカットしてもらいました。
予めカット寸法が分かっている場合は、素人がノコギリでガタガタにするよりもホームセンターのサービスを利用した方がコスパがいいですね!
それでは90×130㎝にカットしてもらったコンパネをエブリイの荷台に合わせてカットしていきましょう!
コンパネをエブリイの荷室に合わせてカットする
ここからはDIYになりますので、ケガなどしないよう気を付けましょう!
まずは取り外したラゲッジマットの前方半分をコンパネに乗せて型を取ります。
ラゲッジマットの型は油性マジックなどで目立つように線を引けばOK!
次に型取りした線をカットしてきます。
今回は曲線があるのでジグソーを使いますが、持っている方は丸ノコやノコギリ等でも問題ありません。
必然的に屋外や駐車場等での作業になると思いますので写真のようなポータブル電源なんかがあると良いと思います。
↑ジグソーを使っているのはJackery1000。瞬間出力が2000Wもあるのでこういった作業用の機械もガンガン動かせます!
カットが終わったら、ささくれでケガをしないようにバリを取っていきましょう!
今回はベルトサンダーに400番の紙やすりを装着してバリ取りします。サンダーを持っていない場合はもちろん手作業でも大丈夫です!(ベルトサンダーは1万円くらい)
400番でも十分バリを取れますが、小さいお子様がいて気になる方などは400番→600番→800番くらいまでヤスリがけすれば頬ずりできるくらい滑らかになると思います。
前方半分が終わったら、同じ要領で後方半分の床板もカットしてヤスリをかければ完成です!
ここから床部分にクッションシートを張るのですが、その前に一度エブリイの荷台に乗せてサイズが合っているかを確認しましょう!
一発成功とはいかない?コンパネの細かい微調整をしよう!
先ほど完成したコンパネを載せたら完成…とはいかなかったようです。
素人採寸では後方のシートベルト部分が立体的に膨らんでいるのに気づかず上手くハマってくれませんでした。
このまま押し込めば入りそうでしたが車を傷つけてしまう恐れがあるのと、取り外す時に同じような苦労をしそうなので一旦諦めて引っかかっている部分を3㎝ほどジグソーで削ります。
両サイドのシートベルト部分をジグソーでカットしてヤスリがけをしたらスッポリはいりました!
見た目は少し空いていますがこのまま運転してもガタつきがないのでOKとします!
続いて前方部分は難しい部分もなくそのままピッタリでした!
ただ写真右側を見てもらうと分かりますが、ラゲッジマットを型にして引いた赤い線は切らずに残しています。
理由はこのままでも運転席・助手席シートのスライドに干渉せず、床面積が多くなるのでメリットがあ大きいと感じたため。
逆に運転席シートと折り畳んだ後部座席の間にある隙間がアクセスできなくなっているので、ここに傘やゴミ入れなどを設置したい人は赤い線で切っても良いと思います。
快適な床になるようクッションシートを貼ろう!
コンパネのままで作業を完了させても良かったのですが、そのままでは座り心地も悪くササクレでケガをする恐れがあるため床にクッションフロアを貼ります。
今回は木目調のクッションシートで、木目を縦にしたかったので横182㎝×長さ90㎝を2セット購入しました。(90㎝×180円2セット=3240円)
↑また、クッションフロアをコンパネに貼る専用両面テープの40mm×15m巻きも1個購入しました。
これを先ほどカットしたコンパネに貼りつけましょう!
貼り方はとても簡単で外枠から両面テープを貼り、真ん中を埋めていく感じで貼ればOk!
こういったシートなどは四隅からはがれやすいので、角はしっかり貼りつけておきましょう。
クッションフロアを貼る時は一度に両面テープをはがさずに、少しづつ貼りつけていきましょう!
サイズがそれなりに大きいので、可能であれば知人や家族に手伝ってもらうとキレイに貼れると思います。
クッションシートを貼り終わったらコンパネを裏返して、カッターで余分なところを切り取っていきましょう!
コツは一度で切り離そうとせず、2~3回カッターでなぞるようにして確実に切り落とすと良いです。
無事に余分なクッションを切り落としたら、100均などで買える圧着ローラー(壁紙用)を使って両面テープをしっかりと押し付けると簡単には剥がれなくなります!
そして完成した床板がコチラ!
なかなか様になっていますね!
そして床板を実際にエブリイの荷室に敷いてみました!
どうでしょうか?!かなりカッコよくなったと思います!
全長が180㎝あるので、身長172㎝の自分なら足を真っすぐ伸ばして寝る事も出来ます。
真ん中部分は分割したため前方に荷物を載せると少し浮いてしまうのが欠点ですが、実際に床で車中泊する際はクッションや折り畳みマット等を敷くので気になりません。
横から見るとこんな感じで若干浮いているのが分かります。
これが気になる場合はスタイロフォームや発泡スチロール等を敷いてから床板を載せれば断熱にもなるので自分のスタイルに合わせてカスタマイズしましょう!
まとめ:エブリイに床を貼るだけで一気に車中泊が身近になる!
床板さえ貼ってしまえば、それはもう秘密基地が出来たような物です。
クッションやミニテーブルを持ち込むだけでも一気にアウトドア感が出てきます!
例えば山頂でトランクカーゴをテーブルにしてガンプラを作ってみたり…
ポータブル電源や電気毛布であったか車中泊も余裕で出来るようになりましたね!
床板を貼るのは少し大変ですが、これさえできれば車中泊だけでなく、災害時の緊急シェルターにもなります!!
あとはカーテンを付けたり、DIYで家具を建付けしてみたりと夢が広がります。
電波と大きめのポータブル電源さえあればテレワークだってこなせますから、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
次回もよろしくお願いします!
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