【中華シフトレンズ】Astrhori18mmF8レビュー【2万円】

中華レンズまとめ

みなさんこんにちは。

相変わらず中華レンズが大好き!なので!

今回は新興中華レンズメーカー「Astrhori」さんから面白いレンズをいただいたのでレビューします!

今回は新興中華レンズメーカー「Astrhori」さんから面白いレンズをいただいたのでレビューします!

↑レビュー用にいただいたレンズは「Astrhori18mmF8」結構話題になっていたので気になっている方もいるかも知れません!

このレンズは何が面白いのかと言うと…

このレンズは何が面白いのかと言うと…

レンズがグニャっと曲がる?!シフトレンズと言う建築物を撮るのに特化した変わり種レンズです!

かなり珍しいレンズなので、ぜひチェックしていってくださいね!

それでは早速レビューをしていきましょう!

↓あ、とうとうYouTuberになりました!ブログを読むのが面倒な方は動画でどうぞ!

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Astrhori18mmF8の詳細

Astrhori18mmF8の詳細

まずはAstrhori18mmF8のスペックを確認していきましょう!

焦点距離は超広角の18mm、F8固定のマニュアルシフトレンズとなっています。

価格:19,199円

最短撮影距離:約34㎝

対応マウント

以上の4マウントに対応しているのが嬉しいですね。


【正規品】AstrHori 18mm F8 広角レンズ フルフレーム シフトレンズ 99.2°広画角 小型・軽量 マニュアルフォーカス (Zマウント)
AstrHori 18mm F8 広角レンズ チルトシフトレンズ
小型・軽量化:堅牢性、軽量性、信頼性に優れたフルメタルデザインを採用し、重量はわずか164gです。狭い場所での撮影、広大な風景の前での撮影など、広い視野が必要なシーンでは、18mm F8.0シフトレンズが活躍します。広画角:99.2°の広視...

※一応フルサイズ用と表記されていますが、実際はシフト機能を使うとフルサイズではケラレてしまうため実質APS-C専用だと思ってください。

ボディは金属製でずっしりとしていて質感は悪くないですが、本来シフトレンズに付いているレンズを固定するネジ等が無いのが気になります。

まぁ約2万円という価格を考えると仕方ないとは思います。

最大の特徴「シフト機能」

最大の特徴「シフト機能」

↑最初にもお見せしたこのレンズ最大の特徴であるレンズシフトした状態です。

これは横に6mmシフトしていますが、レンズ自体が360℃回転できるので…

これは横に6mmシフトしていますが、レンズ自体が360℃回転できるので…

レンズを回せば上下にもシフトさせる事が可能!面白い!

ちなみにどのくらい動いているかというと…

ちなみにどのくらい動いているかというと…

マウントに対してこんなに動いているのが分かります!

それでは、このシフト機能を使うとどんな写真になるのかを作例と共に見てきましょう!

Astrhori18mmF8のシフトを使った作例

Astrhori18mmF8のシフトを使った作例
撮って出し:シフト無し

まずはコチラをご覧ください。

この写真はシフト機能を使わずに縦で撮影した写真です。

今回はNikonZ30に装着したので35mm換算で24mmとなっていますが、いかにも広角で撮影したようなアオリが効いた写真になっていますね。

それでは三脚は同じ位置のまま、Astrhori18mmをシフトさせて撮影すると…

それでは三脚は同じ位置のまま、Astrhori18mmをシフトさせて撮影すると…
撮って出し:シフトあり

どうでしょうか?!建物がすごくスッキリと背が高くなったように見えませんか?

広角は上に行くほどすぼまっていくのが特徴ですが、シフトするとキレイに垂直が出ているのが分かりますね!

広角は上に行くほどすぼまっていくのが特徴ですが、シフトするとキレイに垂直が出ているのが分かりますね!
←シフト無し →シフトあり

比較するとこんな感じ!

こうしてみるとシフトした方がかなりスマートに撮れています

三脚は固定したままで、カメラを更にアオってシフトするだけでこんなにも写りが変わるのは面白いですね!

ただし注意点が…。

それは写真上部を見ると分かります…、そう明らかにシフトをした右側の写真は上部が1段暗くなっていますね。

これを欠点と捉えるかクセと見るかでこのレンズは評価が分かれそうですが、個人的には色味が変わるのはマイナスポイントです。

(好意的に捉えるなら自動ハーフND機能とも思えます…)

(好意的に捉えるなら自動ハーフND機能とも思えます…)
←シフト無し →シフトあり

次はコチラの写真です。

先ほどと同じ様にシフトをしていない左側の写真は、広角らしい奥に入り込むようなパースがかかっていますね。

対して右側はレンズをシフトさせることでメイン被写体(中央)のパイプオルガンが正確に描写出来ています。

このようにシフトレンズは建築物をより美しく撮る事が出来るのが魅力ですね!

このようにシフトレンズは建築物をより美しく撮る事が出来るのが魅力ですね!

↑そして現像した写真がこちらです。

うーん、やはり垂直がビシッと出ると非常に気持ちが良いですね!

本来シフトレンズと言えば15万円~30万円はする高級レンズですから、その機能がAPS-C限定とは言え2万円で楽しめるのは結構なメリットではないでしょうか?

シフトレンズを使わずともlightroomのジオメトリで垂直を出す事も可能ですが、その場合はかなりトリミングする必要があるため更に超広角が必要になります。

その点を踏まえても建築物を撮るのが好きな人には刺さるレンズかと思います。

シフト機能を使わなければF8のスナップレンズにも

シフト機能を使わなければF8のスナップレンズにも

シフト機能に拘らなければ広角F8のスナップレンズとしても使えます。

F8固定のためピントが深く合わせづらいですが、逆に言えば適当に撮ってもそこそこ写るので何も考えずパシャパシャと撮るのも気楽でいいですね。

F8固定のためピントが深く合わせづらいですが、逆に言えば適当に撮ってもそこそこ写るので何も考えずパシャパシャと撮るのも気楽でいいですね。

ただし逆光…テメーはダメだ。

いかにも中華レンズらしいクソ雑魚逆光耐性となっています。

ゴーストは派手に出るし、周辺減光しまくりでいきなりオールドレンズ感が出てきます。

ゴーストは派手に出るし、周辺減光しまくりでいきなりオールドレンズ感が出てきます。
シフトすると上部が暗くなる…ハーフNDフィルターと思えば?

シフトしたまま手持ちで撮影すればスナップでも垂直をビシッと出せます。

広角F8なので手軽にパンフォーカスを楽しめるのもいいですね!

ただ課題があって、レンズ中央部分はそこそこ写っているのですが、F8にしてはレンズ周辺はかなり甘い描写になっているのが残念ポイント

Astrhori18mmF8レビューまとめ

Astrhori18mmF8は今の中華レンズのレベルを考えると、残念ながら決して「いい写り」をするレンズではありません。

むしろクセが強く欠点の方が目立つレンズですが、それでも約2万円という低価格でシフトレンズが手に入ると言うメリットは非常に大きいです。

シフトレンズは通常15~30万円もする高級レンズ(しかもマニュアルフォーカスのみ)である事を考えれば、興味はあるけど手が出せない人にとってはお試しシフトレンズとして価値があると思います。

このレンズを作っているAstrhoriは、他にも85mmマクロシフトレンズや、全長42㎝にもなるスーパーマクロレンズなど野心的なレンズを作っているメーカー。

今後も面白いレンズを作ってくれると思うので、ぜひチェックしてみて下さい!!


【正規品】AstrHori 18mm F8 広角レンズ フルフレーム シフトレンズ 99.2°広画角 小型・軽量 マニュアルフォーカス (Zマウント)
AstrHori 18mm F8 広角レンズ チルトシフトレンズ
小型・軽量化:堅牢性、軽量性、信頼性に優れたフルメタルデザインを採用し、重量はわずか164gです。狭い場所での撮影、広大な風景の前での撮影など、広い視野が必要なシーンでは、18mm F8.0シフトレンズが活躍します。広画角:99.2°の広視...

次回もよろしくお願いします!!

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