たぶん…少なくとも私は1年前より(ちょっとだけ)上手くなったと思います笑
みなさんこんにちは
実は年に100~300冊以上書籍を読む(ビジネス書やカメラの本が多い)茨城のカメラマン仲居です。
…このブログを書く前は「書評ブログ」を作ろうと思ってました
今回は私が実際に買った写真の本の中から、特にカメラ初心者におすすめの写真の本をご紹介します。
※Twitterアプリから閲覧すると、画像が正常に表示できない事があるようです。
お手数ですが、その際はリンクをコピーしてchromeやsafariなどで閲覧お願いします。
カメラを買ったらとりあえず読みたい本
ほとんどのカメラ毎に発売されている「今すぐ使えるかんたん」シリーズ
まずはカメラ本体を買ったら、そのカメラの基本的な使い方や独自の機能を覚えておいた方が良いでしょう。
花や人物、風景写真の例を出してくれるため、この本をカメラを読みながらカメラを触ると写真が撮りたくなる不思議な魅力があります。
新しいカメラほど基本的な操作を覚える必要がある。
特に流行りのミラーレス一眼は、一眼レフ機と比べてコンパクトなボディと引き換えにボタン類が省略されていたり、シフトやファンクションボタンに重要な機能が割り振られている事も少なくありません。
本の内容としては、「カラーになった説明書」程度ですが、その「カラーになった」が非常に見やすく感じます。
後半には広角から望遠までの交換レンズの写りや特徴が載っているので、持っていて損はないと思います。
いいカメラを持っていても意外と多いですよね。RAWモードでHDRが撮影できない!!なんで?!って自分のカメラの使い方を知らない方。
ポートレートを撮るなら読んでおきたいおすすめの本
いまやポートレートと言えばこの方「光の魔術師イルコ」さんが著者のポートレート撮影に特化した本です。
ポートレートの全てが詰まっているおすすめの1冊
実を言うと私もこの本を読んでからポートレート撮影にチャレンジしたい!と思った一人です笑
本の冒頭で「どんなカメラでもいい写真は撮れる!」と大きく書いてあったのが、当時マイクロフォーサーズ機を使っていた僕の背中を押してくれたのを覚えています。
内容としては、ポートレート撮影するためのレンズ・カメラの設定・シチュエーション・光の読み方が写真付きで大きく掲載され、読んでいると「こんな写真撮りたい!」と思わず興奮するほどカメラ初心者でも分かりやすく説明されています。
特に光を「レイヤー(層)」で表現することで、写真を見ながら「あぁ…なるほどね」とカメラ初心者でも感覚的に理解できます。
その他、日中シンクロや夜景ポートレート、雨ポートレートなどイルコ氏のテクニックが惜しげもなく掲載されている「ポートレートに必須の1冊」
テーブルフォトや物撮りにおすすめの本
テーブルフォトや物撮りを高価な機材やストロボを使わず、商品撮影の基本を丁寧に説明してくれてる本です。
発売が2014年のため、いわゆるSNS映え的なテーブルフォトの撮り方はありませんが、光の使い方やレフ板の使い方など基礎中の基礎を学ぶことが出来ます。
とにかく丁寧で好印象な物撮り初心者におすすめの本
最近のカメラ書籍は派手な物が多く、SNS映えさせるためにあの手この手で表現をしている本に対し、こちらは質実剛健でハンドクリームのような小物から料理、家具などオークションやフリマの商品撮影に使えるテクニックが満載です。
面白みはありませんが、「なるほど…」と思える物撮りの基本が詰まった1冊
この本を読むと、世の中にある広告写真のライティングが基本的な要素の組み合わせで撮影されている事が理解できます。
ストロボライティングを学ぶおすすめの本:その1
たくさんのカメラ本を読みましたが、これは本当に偉大な1冊。
1冊3,000円以上するため、カメラ本としては高価に感じますがプロが使うライティングや撮影時のカメラ設定などが詳細に書かれたおすすめの本です。
私がコスプレ撮影でいきなりライティング出来たのも、この本の設定をそのまま使ったからです。
発売が2012年と古い(掲載されているカメラや機材も古い)本ですが、ライティングの本質はどれだけ時間が経っても変わらないという基本かつとても大切な事を教えてくれます。
撮影の様子が俯瞰で見れる!
カメラ書籍としてはかなり珍しい、撮影風景を真上から俯瞰した写真で解説してくれています。
これにより、カメラマンは立っているのか?座ってるのか?モデルからどれくらい距離がある?や、ストロボの位置はどこ?斜め前って具体的にどこ?などなど他の本や文字では分からない部分を視覚的に学ぶことが出来ます。
掲載されているライティングは基本的な物がほとんどですが、基本故に最も美しい写真を撮るための「ライティング黄金比」であることを写真で語ってくれています。
※レタッチの方法なども載っていますが、Photoshopの仕様が現在と違いすぎるため、あまり役には立たないかも知れません。
しかし、それを抜きにしてもライティングの基本と美しいモデル写真は本の価格以上の価値は間違いなくあります。
ストロボライティングを学ぶおすすめの本:その2
またまた登場、イルコ氏が著者のポートレート撮影に特化したライティングのおすすめ本です。
前回の書籍では書ききれなかったイルコ氏のライティングテクニック更にが細かく紹介されています。
先に紹介したイルコ氏の本が第1章と見れば、こちらは第2章に当たるため、2冊まとめて読むと理解が深くなります。
光の使い方をストロボに限らず教えてくれる本
イルコ氏が普段から使っている光の使い方をストロボだけに限定せず、LEDビデオライトや手のひら、環境光など「使えるものは何でも使う」新しい時代の撮影スタイルが確立されています。
また、ストロボアクセサリーもカラーフィルターから、聞いたことが無い物まで眉唾ものの情報が掲載されており、イルコ氏の撮影に対するハングリーさも魅力的な1冊です。
レンズやシーンごとの構図も明言化されており、とにかく学びが多いため、カメラ初心者だけでなくポートレート撮影にマンネリを覚えて来た方にもおすすめです。
レタッチを覚えるおすすめの本
写真を撮っていると必ずぶつかる壁が「レタッチ」ですよね。
この本はLightroomを使ったレタッチを風景や植物など、たくさんの人が撮る被写体を中心に説明しているのでハードルが低くおすすめです。
Lightroomの実践的な使い方を学べる
花、風景、夕焼け空などありふれたシチュエーションが題材となっているため、手持ちの写真を使いながら実践的なLightroomのレタッチを学ぶ事が出来ます。
他にもコントラストを下げた「エモい」雰囲気の写真や、彩度をバリバリに上げた「SNS映え」の写真、カリカリにレタッチした「高層ビル群」の写真など
「一回やってみたかった」
レタッチの方法が詳しく書いてあります。写真のシーンごとに型を覚えるような本になっているので、レタッチを覚えたい・Lightroomを使い始めた方におすすめの本です。
写真で分からない事はどんどんインプットしよう
SNSで良く見かけるのが、「どうやったらこんな写真が撮れますか?」とレンズやカメラにはお金をかけるのに、知識にはお金をかけない人です。
Twitterなどではそもそも字数の制限もあり、アドバイスをもらっても本質的な部分が欠如していたり、お金をかけず手に入れた情報はポカンと忘れてしまいがち
そういった方は書店などでカメラ雑誌だけでなく、書籍のコーナー(本屋の奥の方)まで足を運び自分にあった本を1冊買ってみましょう。
ほとんどが1冊1,400円程度ですが、これからの写真ライフで見れば必ず値段以上の価値があるはずなので、より写真を楽しむためにどんどんインプットしていきましょう!
いかがでしたでしょうか?
たまには紙の匂いと手触り(インクの匂いがすき)を確かめながら本を読むのもいいと思います。
次回もよろしくお願いします!
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