みなさんこんにちは
カメラ初心者の方が憧れる写真の撮り方に、小さな物を大きく写す「マクロ撮影」があると思います。
でもマクロレンズは高くて手が出せない…。と思ってる方に格安で買えて、さらに写りも抜群のレンズとマクロレンズの使い方をご紹介します。
魅惑の小宇宙、マクロレンズの特徴
マクロレンズの特徴はとてもシンプルで「小さな物を大きく写す」事に特化しており
その名の通り、人間の目では見ることが出来ないマクロな世界を見せてくれます。
マクロレンズが1本あるだけで、普段何気なく使っている物さえも魅力的に写してくれるので、わざわざ外に出なくても部屋に転がっている小物を撮るだけで楽しめるのが魅力です。
また、マクロレンズのほとんどはF2.8と明るく、60~90mm前後の「中望遠域」なのでポートレートでも何気にいい写りをします。
型落ちだけど安くて高性能!おすすめマクロレンズ
マクロレンズと言えば、タムロンの90mmレンズ!と言われる通称「タムキュー」がおすすめ。ニコン・キヤノン・ソニー用がラインナップ
現在は新モデルが発売されており、型落ちになりますが中古で約3万円程度とマクロレンズとしては破格の安さで購入することが出来ます。
(新モデルは中古でも7万円程度なので、半分の値段で買える)
特徴は「カミソリマクロ」と言われる、非常に浅いピントで「ピント面はキリっ!他は良くボケる」のが魅力のマクロレンズです。
型落ちとは言え、レンズ内の手ブレ補正と超音波モーターによる高速オートフォーカスも搭載しており、晴れた日中などでは手持ちでも難なく撮影できます。
マクロレンズには専用のスイッチがある
通常のレンズと違い、ほとんどのマクロレンズには専用のスイッチがあります。
↑の写真を見てもらうと上から3つのスイッチがありますね?下段は手ブレ補正、中段はオートフォーカスです。
そして、一番上のスイッチが「フォーカスリミット」と呼ばれる物で、オートフォーカスをの稼働範囲を制限する以下の特徴があります。
- FULL=通常のレンズ同様、レンズから一番近いところ~遠い所まで
- 0.5~∞=レンズから50㎝~無限遠まで
- 0.3~0.5=レンズから30㎝~50㎝まで
このように、オートフォーカスでピントが合う部分に制限をかけ「目の前の花ではなく、地面にピントが行ってしまう」事を防ぐ機能です。
マクロレンズにしかない機能で、風に揺れる草花などの撮影で非常に重宝します。
マクロレンズの作例
ここからはマクロレンズの作例をご紹介します。
私は散歩をする時にマクロレンズ1本で出かけるのですが、本当に世界が違って見えるのでおすすめです。
このようにマクロレンズは見えている世界を一変させ、身近な物の新たな一面を見せてくれます。※4枚目以外は三脚を使わず手持ちで撮影しています。
また、F値を絞って使えば小さな物だけでなく、風景を撮ることも十分にできるので、明るい単焦点に拘らず気軽に持ち出せるのも魅力。
実はポートレートもこなせる…けど、デメリットもある。
ほとんどのマクロレンズは60~90mmの中望遠レンズなので、ポートレートも十分こなせます。(作例出したいですが、掲載NGのためすみません…)
私の場合、ポートレート撮影は基本85mm1本で済ますことが多いので、違和感なく使用できます…が!以下のような注意点があります。
- ピント面が浅すぎる
- F2.8と微妙に暗いので薄暗い所では注意が必要
F値が暗いのはISO感度やシャッター速度で何とでもなりますが、一番のデメリットは「カミソリマクロ」と呼ばれるピント面が浅すぎる事です。
ポートレートのピントは基本、目に合わせるべきなので、浅すぎるピント面はピンボケ写真を量産する結果になってしまうのでデメリットと言えます。
もしマクロレンズしか持っていない時に、ポートレートを撮る(どんな条件…)必要がある場合はF4程度まで絞って撮影しましょう。
さいわい90mmの中望遠なので、背景に近接しない限りF4でも十分ボケさせることが出来ます。
マクロレンズは高い!他の方法はないの!?
そんな方には、クローズアップレンズや接写リングがおすすめです。
クローズアップレンズは最も手軽に疑似マクロ撮影を楽しむことが出来ます。また、接写リングはややデメリットがありますが、こちらも数千円からマクロ撮影が楽しめます。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ魅惑のマクロ撮影を楽しんでくださいね。
次回もよろしくお願いします。
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