みなさんこんにちは。
イベントや撮影会で連写をよく使う人ほど気になるのが、カメラの寿命の目安になる「シャッター耐久回数」と、いま自分のカメラが何枚撮ったのか(シャッター回数)ですよね。
この記事では、2026年時点のミラーレス・一眼レフのシャッター耐久回数をメーカー別にまとめ直し、写真1枚で今のシャッター回数を調べる方法、耐久回数に近づいたときの考え方までまとめました。
この記事の結論
- シャッター耐久回数の目安は、プロ機で40〜50万回、中級機で15〜30万回、入門機で10万回前後
- 最近の機種は耐久回数を公表しないものが増えている(EOS R6 Mark II、α7 IV など)
- Z9・Z8・α9 III はメカシャッター自体がないため、シャッター耐久回数がない
- 今のシャッター回数は、JPEG写真をアップロードするだけの「ショット数.com」で調べられる
- 耐久回数=即故障ではない。シャッターユニットは修理で交換できる
カメラのシャッター耐久回数とは?

カメラのメカシャッター(物理的に幕が動くシャッター)には、メーカーが試験で確認した作動回数の目安があります。これが「シャッター耐久回数」です。
数値はメーカーの製品ページ(「特長」や「信頼性」のページ)に載っていることが多いですが、すべての機種で公表されているわけではありません。特にエントリーモデルや最近の機種は記載がないことが増えています。
ミラーレスは「電子シャッター」でメカシャッターを節約できる
ミラーレスの多くは、幕を動かさずにセンサーの読み出しだけで撮る電子シャッターを使えます。電子シャッターで撮った分はメカシャッターを消耗しません。さらに最近のフラッグシップ機では、メカシャッターそのものを搭載していない機種も出てきました。
ニコンのZ9・Z8やソニーのα9 IIIは、電子シャッターだけで撮影するカメラです。物理的に動く幕がないので、シャッター耐久回数という考え方自体がありません。もちろんカメラとしての寿命がないわけではなく、ボタンやダイヤル、バッテリー周りなどほかの部品は使うほど消耗します。
ただし電子シャッターは、機種によっては動きの速い被写体がゆがむ(ローリングシャッター歪み)、蛍光灯やLED照明の下で縞模様が出る(フリッカー)などの弱点もあります。屋内イベントで撮るときは、一度テスト撮影して確認するのがおすすめです。
メーカー別 シャッター耐久回数一覧【2026年版】
メーカー公式サイトの公表値をもとにまとめています。「記載なし」はメーカーが数値を公表していない機種です。機種名をタップするとAmazonの商品ページで最新の価格を確認できます。
Nikon(ニコン)
| 機種 | タイプ | シャッター耐久回数 |
|---|---|---|
| Z9 | フルサイズ ミラーレス | メカシャッター非搭載(耐久回数なし) |
| Z8 | フルサイズ ミラーレス | メカシャッター非搭載(耐久回数なし) |
| Z6III | フルサイズ ミラーレス | 20万回 |
| Zf | フルサイズ ミラーレス | 20万回 |
| Z7II | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| Z7 | フルサイズ ミラーレス | 20万回 |
| Z6II | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| Z6 | フルサイズ ミラーレス | 20万回 |
| Z5II | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| Z5 | フルサイズ ミラーレス | 20万回 |
| Zfc | APS-C ミラーレス | 10万回 |
| Z50 | APS-C ミラーレス | 10万回 |
| Z30 | APS-C ミラーレス | 記載なし |
| D6 | フルサイズ 一眼レフ | 40万回 |
| D5 | フルサイズ 一眼レフ | 40万回 |
| D850 | フルサイズ 一眼レフ | 20万回 |
| D780 | フルサイズ 一眼レフ | 15万回 |
| D750 | フルサイズ 一眼レフ | 15万回 |
| D7500 | APS-C 一眼レフ | 15万回 |

Canon(キヤノン)
| 機種 | タイプ | シャッター耐久回数 |
|---|---|---|
| EOS R1 | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| EOS R3 | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| EOS R5 Mark II | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| EOS R5 | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| EOS R6 Mark III | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| EOS R6 Mark II | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| EOS R6 | フルサイズ ミラーレス | 約30万回 |
| EOS R | フルサイズ ミラーレス | 約20万回 |
| EOS RP | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| EOS R7 | APS-C ミラーレス | 約20万回 |
| EOS R10 | APS-C ミラーレス | 記載なし |
| EOS-1D X Mark III | フルサイズ 一眼レフ | 約50万回 |
| EOS-1D X Mark II | フルサイズ 一眼レフ | 約40万回 |
| EOS 5D Mark IV | フルサイズ 一眼レフ | 約15万回 |
| EOS 7D Mark II | APS-C 一眼レフ | 約20万回 |
| EOS 90D | APS-C 一眼レフ | 約12万回 |
| EOS 80D | APS-C 一眼レフ | 約10万回 |
SONY(ソニー)
| 機種 | タイプ | シャッター耐久回数 |
|---|---|---|
| α1 II | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α1 | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α9 III | フルサイズ ミラーレス | メカシャッター非搭載(耐久回数なし) |
| α9 II | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α9 | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α7R V | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α7R IV | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α7R III | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α7S III | フルサイズ ミラーレス | 約50万回 |
| α7 V | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| α7 IV | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| α7 III | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| α7C | フルサイズ ミラーレス | 記載なし |
| α6700 | APS-C ミラーレス | 記載なし |
| α6600 | APS-C ミラーレス | 約20万回 |
| α6400 | APS-C ミラーレス | 約20万回 |
FUJIFILM(富士フイルム)
| 機種 | タイプ | シャッター耐久回数 |
|---|---|---|
| X-H2S | APS-C ミラーレス | 50万回 |
ざっくり言うと、プロ機は40〜50万回、中級機は15〜30万回、入門機は10万回前後という価格帯ごとの傾向があります。まずは自分のカメラの数値を確認しておきましょう。
※数値は各メーカー公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月時点)。最新情報は公式サイトでご確認ください。
写真1枚で今のシャッター回数を調べる方法
ショット数.com(無料・登録不要)
いちばん手軽なのが、写真をアップロードするだけでシャッター回数を判定してくれる「ショット数.com」です。

使うときのポイントは3つです。
- カメラで撮ったままのJPEGを使う(RAW現像した書き出し画像や、編集ソフトを通した画像は判定できないことがあります)
- 知りたいのが「今の回数」なら、いちばん最後に撮った写真を使う
- 機種によっては写真に回数が記録されておらず判定できない。対応状況はサイト内の対応カメラ一覧で確認できる
RAWだけで撮っている人は、一時的にJPEG(またはRAW+JPEG)にして1枚撮ればOKです。設定を戻すのを忘れずに…!
メーカーのサービス窓口で聞く
Webツールで判定できない機種は、メーカーのサービスセンターに持ち込めば確認してもらえます。点検やクリーニングと一緒に頼むのがおすすめです。
イベント撮影なら何年もつ?自分の撮影ペースで計算してみよう
ちなみに私がこの記事を最初に書いた2019年、当時使っていたD750を調べたところ33,083枚でした。フリーランスになってから約9か月なので、1か月あたり約3,000枚のペースです。

D750の耐久回数は15万回なので、このペースだと残り約11.7万回を約3年(約39か月)で使い切る計算になります。
計算式はシンプルです。
(耐久回数 − 今のシャッター回数)÷ 1か月の撮影枚数 = 耐久回数に届くまでの目安(か月)
コスプレイベントや撮影会で1日に1,000枚以上撮る人だと、思ったより早く届くこともあります。ミラーレスなら電子シャッターを併用するだけでメカシャッターの消耗をかなり抑えられます。
シャッター耐久回数=即故障ではない

耐久回数はあくまで「試験で確認できた目安」です。個体差があり、耐久回数より前に壊れることもあれば、大きく超えても問題なく動き続けることもあります。
もしシャッターが壊れても、シャッターユニットの交換修理で使い続けることができます。ただし、ほかの部品も同じだけ使い込まれているので、カメラ全体が新品同様になるわけではありません。また、発売から年数が経った機種はメーカーの修理受付が終了していることもあるので、長く使いたい人は各メーカーの修理受付状況も確認しておきましょう。

万が一に備えて、保証書は箱と一緒にわかる場所にしまっておくのが吉です。
シャッター耐久回数の限界が近くなったら買取で機材を入れ替えよう

シャッター回数を確認して、もし耐久回数の半分を超えていたら早めに機材の入れ替えをした方が無難ではないでしょうか。
いくら耐久回数が設定されているとは言え、いつ壊れるか分からない状態は精神衛生上よくありません。
そうなる前に機材の買い取りで入れ替えするのがおすすめです。例えばこちらのサイト↓
店舗の買い取りは持っていくのが手間、そしてネット買取は発送と時間がかかる…
そんな方は出張買取を試してみてはいかがでしょうか?
こういった展開規模が小さいサイトは 商品を高く買ってでも確保しないと大型チェーンには歯が立たないため、キタ○ラやハー○オフなどの大型チェーン店に比べ高価買取が期待できます。
(大手は買取数が多く、安く買って高く売る事が出来る)

また、出張買取は買い叩かれるんじゃ…と不安な方にもLINEを使った即時見積もりシステムがあるため事前に大まかな金額が分かるのも魅力。
高く買い取りができれば、その分新しいカメラを安く購入できますからカメラをどんどんアップデートしていきましょう。
↑量販店に機材を安く処分する前にぜひチェックしてみて下さいね。
よくある質問
シャッター回数が耐久回数を超えたカメラは使えない?
使えます。耐久回数は故障する回数ではなく、メーカーが試験で確認した目安です。ただし故障のリスクは上がるので、大事な撮影の前には予備機を用意しておくと安心です。
中古カメラを買うときもシャッター回数は確認したほうがいい?
はい。中古ショップの商品ページにシャッター回数が書かれていることもあります。記載がなければ店員さんに聞いてみましょう。

電子シャッターで撮った分もシャッター回数に数えられる?
機種によって扱いが異なります。メカシャッターの消耗を知りたい場合、写真に記録される回数に電子シャッター分が含まれていることもあるので、目安として見ておきましょう。
まとめ
シャッター耐久回数は、カメラの寿命を考えるうえでの大事な目安です。とはいえ最近の機種は公表されないことも増え、電子シャッターの普及で「メカシャッターの寿命」を気にする場面は減ってきています。
まずは手持ちのカメラで1枚撮って、今のシャッター回数を調べてみてください。3年以上使っているカメラや、連写を多用する人は特におすすめです。
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