安い中古カメラとレンズを買う時に気を付けたい事

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは

実は1週間毎日ブログを更新できた(すごくえらい!)茨城のカメラマン仲居です。

今回はカメラ初心者の方から上級者の方までおすすめできる、安い中古カメラとレンズを買う時に気を付けたい事をまとめました。

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中古カメラとレンズはあり?なし?

中古カメラとレンズはあり?なし?の写真
中古カメラとレンズはあり?なし?

結論から言って、安い中古カメラとレンズはありです!

人によっては「新品しかダメだ!」とか「中古はリスクが高いからダメ!」と言う方もいると思いますが、カメラやレンズは写真を撮るために存在しています。

新品を買うために何か月も我慢して、撮りたい写真が撮れない時間が長くなる方が結果的に損をしているように私は思います。

それだったら、中古品でも手が届くカメラやレンズを手に入れて、1枚でも多く写真を撮って腕を磨いたり、レンズの特性を理解したら本命は別にそこまで欲しくなかった。

などなど「新品」と「中古」の差は単純な価格やデメリットだけでは無いのではないでしょうか?

安い中古カメラやレンズは見えないシャッターチャンス」を買うと思えば全然ありだと思います。

中古カメラとレンズのデメリットを理解しよう。

中古品である以上はリスクとデメリットがあるので、あらかじめ理解しておきましょう。

1:保証はあるか。購入から何か月保証されているか。

基本ですが、カメラやレンズは精密機械ですからリスクが大きく、最も重要です。

お店によっては1か月の所から、6か月の長期間まで補償してくれるお店があります。

中古カメラやレンズは、お店が買い取る際の動作チェックだけでは完全な動作確認はできません。そのため、少しでも異常があればほとんど返品を受け付けてくれます。

(オートフォーカスから異音がする等、返品・返金は原則1週間~3週間以内など店舗により決められているので、購入時に確認しておきましょう。)

購入する前に、あらかじめ保証期間がどれだけあるのか確認しておきましょう。

購入後は買った時の箱や袋にレシート・保証書を必ず入れて一緒に保管してください。

2:カメラのシャッター耐久回数

各カメラには「シャッター耐久回数」が設定されており、メーカーサイトの「製品特徴」などのページに記載されています。

エントリーモデルで平均10万回程度、上位機種になると20万~50万回程度になっており、中古カメラは買取時の個体差が激しく、ギリギリまで使い倒されたカメラもあれば、購入してから時間が経っていても1万回に満たない中古カメラもあります。

店頭で教えてもらえれば最高ですが、教えてもらえない場合はリスクを承知しなければなりません。

カメラ毎のシャッター耐久回数と確認方法はこちらの記事で

3:ボタンのヘタリ、レンズのカビや傷、オートフォーカスなどの使用劣化

中古品なので、こればかりはデメリットとして避けられない部分です。

特にシャッターボタンプレビューボタン頻繁に押されるので、中古でカメラを買う場合には必ず確認しておきましょう。

中にはゆるゆるで触っただけでシャッターが切れる個体も普通にあります。

レンズについてはカビや傷(特に後ろ玉)、オートフォーカスの鳴きなどには特に注意が必要です。

レンズについては自分のカメラを持っていけば、ほとんどの場合お試しすることが出来るので、店頭で購入する場合はカメラを持っていくのをおすすめします。

しかし、中古でも美品のカメラはたくさんありますから、出来るだけ自分の目で確かめる事でリスクを軽減できます。

4:新品と中古の価格差

かなり重要!個人的には±2万円以内であれば、ちょっと無理して新品をおすすめします。(特にポイントが還元される場合は、レンズフィルターやSDカードも追加できる)

もちろん新品なら1年間のメーカー保証がありますし、前記したシャッター耐久回数も0からスタートなのは安心です。

また、店頭で購入する場合は値引き交渉も試す価値があります。

5:新品の値引き交渉をしてみる

地域の家電量販店(ケーズデンキとか)は担当者にもよりますが、意外にも値引き交渉に応じてくれるので試してみる価値あり。

私は過去に「都内では15万8千円、ここは17万。今は15万5千円しかないけど値引きしてくれたら今すぐここで買う」と値引きしてもらった事があります笑

会社員時代に取引先の値引き交渉係だった私のポイントとしては

  • 他社との比較(他社より〇〇円高い、リサーチ済み)
  • 予算の提示(〇〇円までしか出せない)
  • 購入意思とチャンスロス(今すぐ買えるが、交渉次第では別で買う)

上記をあらかじめ伝えておけば、スムーズに交渉が行われ、腹の探り合いのような泥沼交渉にならないのでおすすめです。※明らかに無理な値引きなどは迷惑なのでやめてください。

このケースで言えば、中古は13万円程度だったので、多少の無理をしてでも新品で買ってよかったと思います。(差額で0回のシャッターと保証を買ったようなものです)

これらの中古カメラのリスク・デメリットを理解しておけば、中古で安いカメラでも良い物はたくさんあります。

逆に新品の購入も視野に入れて、かなりお得にカメラやレンズを手に入れる事も可能です。

いかがでしたでしょうか?

新品は高くて手が出せないカメラやレンズは、中古で買うのもおすすめです。決して安くはない買い物なので、なるべく良い物を選択できるよう努力してみましょう。

次回もよろしくお願いします!

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