魔法のストロボ!ライトブラスターを自作!!

ライトブラスターを自作する

みなさんこんにちは

オシャレなメガネを見に行ったら、メガネ屋さんに「今の形でいいんじゃないですか?」とダイレクトにオシャレメガネを拒否された茨城のカメラマン仲居です。

突然ですが、魔法のようなライティングが楽しめる「ライトブラスター」と言うストロボアクセサリーをご存じですか?

私は以前から興味があったのですが、自作できるんじゃない?と思ったので今回から複数回に分けて挑戦してみます!

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魔法のストロボ!ライトブラスターとは

聞きなれない名前だと思いますが、ライトブラスターとは

ストロボ:ライトブラスター:フィルム:レンズ(キヤノン)

上記のようにストロボとレンズを組み合わせる事で、プロジェクターのようにフィルムの映像をストロボ光として発光させる仕組みです。

まぁ、なんのこっちゃと思いますので以下の写真を見てください。

ライトブラスター公式の画像
ライトブラスター公式より

↑のように、ストロボ光を一眼レフ用のレンズで高出力化させる仕組みです。

これを使うと以下のような写真が撮れます。

ライトブラスター公式より 背景に画像を投影できる
ライトブラスター公式より 背景に画像を投影できる

詳細は公式サイトを覗いて欲しいのですが、プロジェクターの要領で何もない背景に画像を投影できます。

とても面白くないですか?

しかもフィルムを交換することで、好きな背景を白や黒の壁に投影できます。

コスプレ撮影とかでめっちゃ使えそう!!

で、ライトブラスターとフィルムを買ってみようかな~、と思ったのですが本体のみ(キヤノンレンズ無し)16,000円と微妙に高い…。しかも手持ちのニコンレンズを使うには別途マウントが必要。

交換フィルムも正直デザインが微妙…!

ライトブラスター、自作しちゃう?

レンズとストロボは持ってるし、フィルムも好きな画像とか使いたい!

パッと見ですが、仕組みは単純なので出来そうじゃない?って事で自作にチャレンジしてみます。

まずはライトブラスターの仕組みを理解する

理屈は超単純なので、実際にレンズとフィルム、ストロボで簡単にテストをしてみます。

自作ライトブラスターのテストショット
ハァっ!

むむむっ!とりあえずストロボの前にフィルムを置き、直接触れる形でレンズを置いて試写しました。しかし投影された画像はボケボケで何も見えません

フィルムがボケているということは、レンズとの距離が近すぎるか?

と言う事で何回か位置を調整して試してみました。

自作ライトブラスターのテストショット2 ちゃんと投影された!
フィルムの画像が投影された!

何度か試してみて、レンズとフィルムの距離が約5㎝離れていると、フィルムの画像がキレイに投影されました!(ちなみにフィルムは生物学者のプレパラートシール帳Ⅱというニッチなガチャガチャです笑)

ところで、この5㎝って何となく身近な感じがするんだよなぁ…

カメラのセンサー位置とレンズの距離!
カメラのセンサー位置とレンズの距離!

あっ!そういえば、カメラのセンサー位置とレンズのマウント位置が5㎝程度でしたね!

ライトブラスターは「カメラの記録と真逆の方法で出力している」と言う事が分かりました!(当たり前っちゃ当たりまえですが…)

つまり、カメラの反対側から光を出せば、フィルムの画像がレンズから投影されるという事です。

レンズを固定するマウントが必要!

そうなると、まずはレンズを固定するためのマウント(カメラ)が必要では?

と、言う訳で近くのリサイクルショップに買い物へ

中古のフィルムカメラの写真
マウントが欲しいなら、マウントごと買えばいいじゃない

ニコンのレンズはあるので、ニコンマウントが欲しかった!そこでジャンクコーナーを漁り、ジャンクのフィルムカメラF50を回収しました。

ジャンクのカメラの写真
980円なり

このジャンクF50をレンズのマウントとして活用したいと思います。

ニコンのFマウントはこういう時に、機種や世代を問わず使用できるのはさすが「不滅のFマウント」ですね。

不要なパーツを外す!(ごめんなさい)

このジャンクF50に恨みはありませんが、レンズとフィルム、そしてストロボの中継役をやってもらいます。

精密ドライバーとカメラの画像
精密ドライバー…

そのためには残念ですが、余計なパーツを外すところから始めます。

主に外すのは

  • 裏ブタ
  • シャッター
  • ミラー
  • その他重さのある内部パーツ

oh…もうカメラじゃない…

がらんどうになったジャンクのF50
がらんどうになったジャンクのF50

裏ブタ、シャッター、ミラー、その他内部パーツを外しました。

すまないF50…君は生まれ変わるのだよ…

自作ライトブラスターをテストしてみる

やることは簡単なので、さっそく自作ライトブラスター(仮)をテストしてみます。

フィルムをF50に貼りつけたところ
ファインダーをつい覗いてしまうので、塞いでおきました。

最初のテストで感覚は掴んだので、実際にカメラのフィルム位置に、今回投影するフィルムをマスキングテープで仮止めしました。

理屈で言えばこれでほぼ完成だと思います!!

さぁ、自作ライトブラスター(仮)のお披露目!

自作ライトブラスターがはっきり投影された!
かなりはっきり写った!

おお!かなりはっきりフィルムの画像が投影されました!

しかし中心が明るすぎる(ストロボを接写したため)のと、フィルムの上側の光量が足りていません。

おそらくストロボのヘッドが小さい為だと思います。ですので次は少し距離を取ってみます。

自作ライトブラスターが中心からハッキリ写った
中心からハッキリ写った!

今度はフィルムの中心からハッキリ写りました!

しかし、当然ですがフィルムの枠部分がレンズを通るので激しく周辺光量落ちしています。

これはライトブラスター公式でも明記されているので、仕様と言えますね。

つまり成功って事です!でもストロボを離したため、カメラの形がクッキリ…

このままではライティングに悪影響出まくりです…。次はストロボかカメラにカバーを付けてストロボ光を外部に漏らさなければほぼ完成と言えそうです。

他にも課題のまとめとして

  • ストロボとカメラの固定
  • フィルムの自作
  • ストロボ光を漏らさない方法

この辺りが課題としてハッキリ理解できたので、次回は上記を修正します。

明日は必要機材の買い出しに行きますね!

次回もよろしくお願いします!

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