
みなさんこんにちは
どうやら風邪を貰ってしまったようで、マウスのクリックが右にズレる茨城のカメラマン仲居です。
今日は昨日(これを書いている時は…)に引き続き、自作のライトブラスターを制作していきます。
ちなみに前回の課題は…
- ストロボとカメラの固定
- フィルムの自作
- ストロボ光を漏らさない方法
でしたね!前回の課題を振り返りつつ、上記の課題をクリアしていこうと思います。
※Twitterアプリから閲覧すると、画像が正常に表示できない事があるようです。
お手数ですが、その際はリンクをコピーしてchromeやsafariなどで閲覧お願いします。
ストロボとカメラの固定方法を決める
前回は、カメラとストロボの位置を大体決めましたね。(ちょっと距離を取ると〇だった)
そこでホームセンターに向かい、何かいい感じの仕組みは無いかなぁ…と探していたのですが、うまい具合に手間も費用も掛からない方法は思い浮かびませんでした…
悶々としながら車に乗ると、なんと座席に「ETSUMI フリーツインプレートDX」が!
(そう言えば花火で2台同時体制で使用した。あると便利です。)
これで前後にカメラとストロボ設置すればいけそうじゃない?
と閃いたので帰って載せてみました。

ちなみにカメラの下に付いてるパイプ?は

ライトスタンドの先っぽに付ける1/4ネジを連結して高さを調節しました。
ちなみにこんなやつ↓

なんかもうコレでいいかなって思いました笑
とりあえず、カメラとストロボの固定はこの方法でヨシッ!とします。
次のステップはストロボの光を外に漏らさないようにする工夫ですね。
ストロボの光はスヌートで直進させる!
スヌートってなんぞ?って方はこのツイートを見てみてください。
スヌートを買いました🤗
— 仲居 宏之@茨城のカメラマン (@h_nakai_photo) 2019年4月21日
ストロボの先端に装着する事で、スポットライトのような効果が演出できます🤔🤔
被写体との距離を離せば円が大きくなる(ストロボパワーも必要)ので、コスプレなんかでも面白い使い方が出来そうです🤔🤔🤔 pic.twitter.com/94UZz6b2sD
こいつを使ってカメラのフィルム部分に、スヌートを付けたストロボを押し付ければ光は漏れないのでは?と、またもや閃きました

かなり不格好ですが、意外といいんじゃないでしょうか?
試しにテストショットしてみます。

前回よりもかなりハッキリ写りました!すごい!
しかし、ストロボの先端とフィルムの隙間から光が漏れてます…ほとんど影響なさそうですが、しっかり対処して行きたいと思います。
その前に、せっかくなのでフィギュアでも置いてテストショットもしてみましょう。

え?すごくない?!
ちょっと距離を離したので光量が落ちてますが、フィギュアが約10㎝なので40㎝程度まで投影出来ました!(本来のライトブラスターの使い方は被写体の後ろに設置します)
使っているレンズは50mmなので、広角にすれば人物も問題なさそうです。
…
……
ちょっとテンション上がって脱線してしまいました…。カメラとストロボの隙間を埋めましょう!
カメラとストロボの隙間を埋める!
実は先ほどホームセンターに行った際、隙間を埋める素材の目星をつけていました。

ホームセンターでスポンジとウレタンを買っておきました。(どちらも200円以下)
本当は完全に光を遮断できるゴムの板を検討したのですが、加工の難易度を考慮して不器用な私でも簡単にカットできそうなスポンジとウレタンを選びました!
とりあえず、柔らかくて使いやすそうなウレタンから試してみます。
スヌートのサイズに合わせて丸型に切り抜きましょう!

ちょっと…いやかなり形は汚いですが、スヌートの先端に合う丸型にカットしました。
(ウレタンが引っかかって、なかなか切れなかった!)
これをスヌートにハメます。

思ったよりウレタンの密度があったので、光は漏れなさそう?コレで自作ライトブラスターのテストショットをしてみましょう。

凄い!まったくストロボの光がフィルム部分から漏れていません!
光が漏れていないため、フィルムから投影された画像にもムラが無くなったように思えます。
なんかもうコレで良いと思うので、自作のライトブラスター作成は一旦ここで終了しましょう!
さて、次は本命のフィルムを自作します。
ライトブラスターのフィルムを自作しよう!
さすがに個人じゃムリじゃない?と思うじゃないですか。
実は私、販促関係の仕事を経験済みでして、紙と印刷物にはちょっと詳しいんです!
なんと世の中には、家庭用のインクジェットプリンターで印刷できるフィルムも売っているんですよね。

これとは別に透明シートだけ(シールじゃない)のもあるんですが、紙としてはちょっとお高いのでとりあえずテストとしてはがきサイズの透明ステッカータイプを買いました。
フィルム自作に使う画像を用意しよう!
ライトブラスターのフィルムを自作するために、背景に投影する画像を用意します。
Photoshopやillustratorで作っても良いのですが、私には残念ながらデザインセンスがないのと、直近でFGOのコスプレ撮影が控えているので、「FGO 背景 フリー素材」をググります。
そしたらなんと…

とてもありがたい事に、Pixivにフリー素材として登録している方が居ました。
これが神か…。ありがたや…!
と、言うわけでさっそく透明ステッカーの台紙に印刷していきます。
印刷サイズはフィルムサイズである、縦25mm×横38mm(36mm+横に余白各1mm)で印刷しました。※縦25mm×48mmにした方良かった…これは後ほど…

こんな感じです。はがきサイズに4枚ほど並べてみました。1枚当たり10枚は作れそう?

ちゃんと透明!やった!
と思ったのも束の間、ここで重大なミスに気づきます。
気泡が多い!!!!!!
風邪のせいか慎重さを欠いていたようです…。
まぁ次はちゃんとやるってことで。
自作したフィルムでライトブラスターをテスト!
とりあえず自作フィルムの第一弾と言う事で、さっそくテストしてみます。

あ!ここでまたしても問題が!
余裕をもって、自作フィルムの横を38mmにしていたのですが、なぜかピッタリ収まってしまいました…、この感じだと両サイドはあと5mmづつ足しても問題なさそうです。
(次の印刷は48mmで試してみます。)
気を取り直してテストショット!


で、で、で、できたー!!!!
かなり粗削りですが、ライトブラスターのフィルムを自作することができました!
他のフィルムも試してみましょう!(興奮ぎみ)

こちらは元の画像がグレーだったので、白壁には向いていない?また、気泡がそのまま影になっていますね。(いきなり冷静になった)

コチラは真ん中が完全に透明な画像。フィルムの気泡がモロに出ています…
また、下側に文字が入っているのですが、この大きさだとギリギリ読めない?ですかね。
この辺りはピントの調節をしてみたのですが、距離のせいか今の写りが限界でした。
結論:ライトブラスターのフィルムは自作できる!※
自作のライトブラスターでフィルムも自作できましたね!
しかし、新たな課題もでてきました。
- ステッカーは気泡が気になる。要練習か?
- グレー(白に近い)フィルムは白壁で発色しない
- 小さな文字は認識できない
どれも工夫で解決できそうな課題ですね。
あとは実際に人間大の大きさにするにはどの程度の距離が必要か。
そして、レンズを広角にした場合の歪みなんかも調べる必要があります。
次は天気が良い日の夜に外で試してみますね!
ちょっと楽しみじゃないですか?次回もよろしくお願いします!
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