みなさんこんにちは
訪問先のビルに「マスク着用していない方は出入り禁止」と掲示されていて危うく仕事を落としかけた茨城のカメラマン仲居です。
(家を出る時にマスクの付け忘れに気づいてよかった…)
新型コロナウイルスの影響もここまで来たか…。とマスクの重要性を強く再認識しました。
しかしこのご時世、転売や買い占めでなかなかマスクを手に入れる事ができないため「こうなったら自作するしか!!」と言う事で、一般的な家庭でもある物でマスクを自作したいと思います。
※あくまで緊急的な簡易マスクです。ウイルスを防ぐのではなくツバや咳による飛沫を防止する目的。
※警視庁災害対策課のキッチンペーパーマスクを参考にしています。
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。 pic.twitter.com/sb46djvi45
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 6, 2017
↑こちらを参考にしました。
まずは市販マスクの構造を調べる
まず、そもそもマスクはどんな構造をしているのか?素材は何で出来ているのか?を調べてみました。
Q2. 家庭用マスクの構造について教えてください。
薬局では、毎年秋口や春先に多くの風邪対策や花粉対策用マスクの新製品が発売されます。
私たちにとって、安価で身近な存在の「マスク」は、実は最新の繊維技術を駆使して作られています。
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 より
なるほど…使い捨てにするには勿体無いほど高機能だったのですね…。凄いぞ日本の技術力!
そしてこのページを読んでいると素材についても明記されていて、いわゆる「不織布(ふしょくふ)」を重ねて使用しているとの事でした。
マスク以外の用途としては、紙おむつや生理用品など肌に直接触れるような製品にも利用されているそうです。
と、いう事でマスクに適した素材が分かりましたね。
今度は実際に家庭内で代用できそうな物を探してみたところ、実にいい感じの物を発見しました!
三角コーナーの袋が良い感じでは?!
さすがに紙おむつや生理用品は手元になったので、家を物色していると台所にあった三角コーナーの素材が「不織布」で、目も比較的細かいためコレでマスクを作ってみます!
↑とはいえ、さすがに使い捨てマスクと比較するとめちゃめちゃ薄いです…。
↑なので折り曲げてみました…。おっ!結構いい感じの厚さですね!
でもこれでも不安なので、2枚重ねて二つ折り(不織布が4層)にして今回は作ってみましょう!
三角コーナーでマスクを自作する!
素材も確認したところで早速マスクを自作していきます!
用意するものは…
- 三角コーナー=縦26㎝×幅17㎝
- ホチキス
- ハサミ
- アルミホイル
- 使用済みのマスク(ヒモだけ貰うのでなくても可)
たぶんどこの家庭でも、外出せず揃えられると思います。
もし使い捨てマスクを洗濯して使っている方は、ゴム紐を流用したいので捨てる前にヒモだけ切り取っておくと便利です。
三角コーナーを2枚重ねて二つ折りにする
まずは三角コーナーを2枚重ねて二つ折りにしてください。
大きさ的にはこんな感じで、使い捨てマスクと横幅が同じくらいになります。
ここから折りたたんでプリーツを作っていきましょう。
プリーツを作る
このように三角コーナーにプリーツを作っていきます。
真ん中から2.5㎝くらい折っていくと上下3~4段のプリーツが出来ると思います。
プリーツの説明が難しいので↑の写真を参考(正しいやり方か怪しいです…)にして欲しいのですが、真ん中を残して少しづつ小さく蛇腹を作る感じでしょうか。
プリーツが良い感じに出来たら、広がらないようにホチキスで2~3か所を止めればプリーツ部分は完成です。
この時点で既にマスクっぽくなっています!超簡単ですね!
アルミホイルで「鼻あて」を作ろう!
さて次はアルミホイルを使って、マスクの上部分にある「鼻あて」の金具?を作っていきましょう!
作り方は超簡単で、マスクの横幅に収まるようアルミホイルをカットします。
※この写真では幅12㎝×長さ12㎝の正方形にカットしました。
カットしたアルミホイルを細めの5㎜幅にひたすら折り畳んでいきましょう。
細かい作業になりますが、太いと鼻あて部分に収まらないので頑張って細くしてください!
こんな感じで多少雑でもOKです!
これを自作マスクの鼻あてに両面テープを使って接着しましょう!
ちょっと見えずらいのですが、なるべく両面テープの下側を開けてアルミホイルを置けばうまく巻き込むことができます。
アルミホイルを巻き込んだ所です。もはやマスクにしか見えませんね!
さて、ここまでこれば後はヒモを両端に付けるだけです。
ゴム紐を取り付ける
もし使い捨てマスクを洗濯して再利用している方は、捨てる前にゴム紐だけカットしておきましょう。
チョキン!!
もし使い捨てマスクも手元になく、裁縫用のゴム紐も品薄で手に入らない…
そんな場合は髪ゴムやシュシュ、輪ゴムなどでも代用できるそうですので安心してください。
切り取ったゴム紐を両面テープで自作マスクに移植すれば完成です!!
マスク!どう見てもマスク!
広げてみてもマスクにしか見えない!!
大きさは元の使い捨てマスクとほぼ一緒ですので、男性から女性や子供まで問題ないサイズではないでしょうか。
ちなみにアルミホイルの鼻あて部分は…
かんぺきですね!!
アルミホイルを何重にも折り曲げてあるため、適度な硬さと柔軟性になっています。
不織布が4層になっているため、ツバや咳の飛沫を防ぐ事も出来そう。
※あくまで私個人の感想です。医療機関からの安全性を確認したわけではありません。どうしてもマスクが手に入らない場合のエチケットとしてご利用ください。
ゴム紐が手に入らない場合、かなりカッコ悪いですが輪ゴムでもOKです。
自作マスクはあくまで「緊急用」として
朝日新聞のこちらの記事でも「自作マスク」の件を取り上げていますが、あくまでマスクが手に入らない場合の緊急回避的な使用に留めるべきとあります。
冒頭でもお話しましたが、日本の使い捨てマスクは「最高級ガーゼ」と「何層ものフィルター」を駆使した最新の繊維技術の塊です。
それを個人で再現するのは不可能ですし、用途としては「咳エチケット」に留めておくのがベストではないでしょうか。
あくまで「しない理由はない」だけで、どうしてもマスクが手に入らない場合の選択肢としてお役に立てればと思います。
いかがでしたでしょうか?
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