みなさんこんにちは
フィギュア撮影やオモ写をしている方で、照明やライトの影が上手く消せない!なんだか上手く撮れない!と言う方が居ませんか?
今回はそんな方に向けて、実際にカメラマンが使う照明機材である「ソフトボックス」をフィギュア撮影用にアレンジして100均アイテムで超簡単に自作する方法をご紹介しますね!
影が簡単に消せるだけなく、オモ写のクオリティアップにも繋がるので、ぜひ最後までお付き合いください!
フィギュア用の自作ソフトボックスに必要な物
まず自作ソフトボックスに必要な物を揃えましょう!
- 100均の書道用半紙=トレーシングペーパーやクッキングシートでも◎
- アルミホイル
- セリアのコミック本収納ボックス=小さい段ボールでも◎
- LEDビデオライト=GODOXの「LED36」
- カッター、両面テープ、マスキングテープ
恐らくどの家庭でも代用品を用意できると思います。
特に段ボールはAmazonや楽天で買い物している人なら、小さい物があればそれで充分です。(15㎝×15㎝あれば十分)
準備が出来たら早速カメラマンが使う照明機材「ソフトボックス」を作っていきます。
ソフトボックスを自作する!
まずはセリアで購入した「コミック本収納ボックス」を開きます。
↓ちなみにLEDビデオライトはGODOXの小型な「LED 36」にしました。単三電池2本で使用できるライトとしては超強力なうえに、軽くて取り回しが良く2~3個まとめて持っておくと非常に役立ちます。(しかも1台2,000円以下)↓
コミック本収納ボックスをひっくり返して、底部分をカットしていきます。
こんな感じでカッターで底部分を4枚とも切り落としてしまいましょう。
作業時はテーブルにカッターマットを引いておくとテーブルを傷をつけたり、滑ってのケガ防止になるので持っていない場合は用意しておいてください。
※ケガには十分注意してくださいね
蓋部分にLEDビデオライト用の穴をあける
次は残った蓋部分にLEDビデオライトをはめ込む穴を開けましょう。
ボールペンや油性ペンでLEDビデオライトの形を取ったら…
カッターでキレイにくり抜きましょう。
この時LEDビデオライトがすっぽ抜けないよう、気持ち小さめに切っておくのがコツです。
蓋を閉じるとこんな感じ。
出来上がったらコレをまたひっくり返して…
この内側にLEDビデオライトの光が漏れないように簡単な加工をします。
内側にアルミホイルを貼りつける
両面テープを使って、クシャクシャにして広げたアルミホイルを貼りつけます。
これをする事で、LEDビデオライトの光をソフトボックス全体に乱反射させつつ、外に光が逃げないようになるため非常に重要です。
重要と言いつつもこれくらい雑にやってもらって大丈夫です笑
この時点でソフトボックス内が非常に明るく見えます。効果抜群ですね!
空いた底部分に書道用半紙を貼る
さて、次は最初にカットした底部分を加工していきましょう。
書道用半紙(もしくはトレーシングぺーパーやクッキングシート)など光を透過させる紙を表面を覆うように貼り付けます。
この時、破れても後から簡単に取り換えられるよう、マスキングテープがあると良いと思います。
側面を先に貼りつけて…
余った上部分を折り込んでマスキングテープで固定しましょう。
ギフト包装と同じ感じで、角を立てるように折ると表面がキレイにできます。
四方をキレイに止めたらソフトボックスの箱が完成です!
今回の自作も超簡単でしたね!
フィギュア撮影用のソフトボックス完成!
キレイに出来ましたね!これにLEDビデオライトをはめ込みましょう!
スポッ!
ちなみに試作無しで一発成功しました!すごい簡単!褒めて!笑
早速LEDビデオライトの電源を入れてみましょう!
ピカー!!どうですか?全体的に均一に近い明るさになっていますね!
半紙が厚口だったので、光量自体は結構落ちていますが、もともとGODOXのLEDビデオライトは小型でもハイパワーなので丁度よい感じになりました。
箱型なので簡単に自立しますが、角度を付けたい時はLEDビデオライトに三脚穴がありますので、テーブル用のミニ三脚があると使いやすいと思います。
ソフトボックスを使ってフィギュア撮影しよう!
ではソフトボックスを使ってオモ写を早速撮りましょう!
今回はSHODO-Xのアギトさんを撮影します。
ライティングは右手前に自作ソフトボックス、そして左側にレフ板を設置しました。
これでアップに撮影すると…
はいカッコいい!!!
今回の自作ソフトボックスは人間サイズで言えば、5m×5mくらいの超ビッグサイズと言えるため、フィギュアの頭から足元まで均一に光を当てる事が出来ます。
この写真だと、特に太もも部分にキレイな光のラインが見えますね。
また、影がほとんど出ない事も特徴で、レフ板を置いた事もありますがマスク部分は柔らかな光のグラデーションになっています。
これにはチャッキーもニッコリ☺
背中側に設置すれば光る背景にもなる
カプセルトイなど、小さなフィギュアであれば背中側に自作ソフトボックスを置くことで「光る背景」なんかにもなります。
小型で取り回しが良いため、色んな表現に使えますね!
しかしこのままでは通常のライトと比較しないと分からないと思いますので、ソフトボックスの有り/無しで比較してみましょう。
ソフトボックスの有無で比較してみよう!
まずはこちらを見てください。
LEDビデオライトだけで撮影した写真です。光が直接当たっている部分は非常に明るいですが、ガチャの天板は光が回らず急激に暗くなっています。
また、ハンドル部分の左側に強い影が落ちていますね。
写真としてはちょっとエグ味の強い写真ではないでしょうか。
そしてこちらが自作ソフトボックスを同じ位置で撮影した写真です。
どうでしょうか?直接ライトを当てた時に比べ、全体的に均一に明るくなりディティールが良く見えるようになりましたね。
課題だったガチャの天板とハンドルの影もほとんどなく、かなり立体的に見えるのではないでしょうか?
次は実際にオモ写で確認しましょう。
こちらがLEDビデオライトの直射です。シャイニングフォーム(奥側)の首部分が白トビしていますし、反対に手前のアギトはマスクや胸がだいぶ暗くなっていますね。
メリハリがあってカッコいいとは思いますが、全体的にチグハグな明るさです。
そしてこちらが自作ソフトボックスで撮影した写真。
先ほどとは違い、全体的に安定感のある明るさになりました。
奥側は適度に明るく、手前のマスクから胸までキッチリ明るくなっています。
また、両者の太ももまで光のラインが出ているためスラっとした印象になりましたね!
自作ソフトボックスまとめ
自作のソフトボックスはいかがでしたか?
それでは今回のまとめです!
- ソフトボックスは影を少なくできる!
- フィギュア全体へ均一に光を回す事ができる!
- 光を拡散させるため、ライトはパワーのLEDがおすすめ!
普通に光を当てるだけではゴチャゴチャしてしまう所を、光を均一にすることで柔らかく影の少ない写真にすることができましたね!
また、今回の自作ソフトボックスを2~3セット作っておけば、かなり多彩なライティングが可能になるのでおススメです。
今回はGODOXの「LED36」と言う小型・ハイパワーなビデオライトを使いましたが、持っていない方は懐中電灯や普通のLED電球なんかでもパワー不足ではありますが代用可能です。
ソフトボックス自体も手元にあるもので十分作る事が出来ると思うので、オモ写やフィギュア撮影を楽しみたい方はぜひチャレンジしてみて下さいね!
次回もよろしくお願いします。
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