みなさんこんにちは。
フィギュアやガンプラを撮影する時、どんな環境で撮っていますか?
プラモの空き箱を背景に?100均で揃えた撮影ブースでしょうか?
Youtubeやブログ等で調べてみても何故か上手く撮影できない…
紹介されている撮影機材は高いし、うまく扱えるかわからない…!
そんな方に朗報です!
今回はなんと!買い物した時に3円で手に入る「レジ袋」を使い、スマホとライトだけあれば誰でも↓のような本格的な写真が撮れる方法をまとめました!
↑この写真はスマホとライトとレジ袋さえあれば誰でも再現できます!
それでは早速、脅威の3円レジ袋ライティングに挑戦しましょう!!
レジ袋は100均の「セリア」がベスト!!!
一言に「レジ袋」と言っても、なんでも良いわけではありません。
ポイントは「乳白色」のレジ袋です。
身近なところだと、100均のセリアがベスト!1/144のHGガンプラサイズなら「小さいレジ袋」、1/100のMG以上のガンプラやフィギュアは「大きいレジ袋」がおすすめ。
セリアのレジ袋は程よい厚みと、濃いめの乳白色で光を柔らかく拡散してくれます。
他にも乳白色のゴミ袋でも代用可能なので家にあるものでOK。
※半透明のレジ袋は光を通しすぎるため避けましょう。
※ダイソーはピンク色のロゴがあるのでNG
レジ袋でライティングをしてみる
ライティングの方法は非常に簡単で、レジ袋をピン!と張ってライトを後ろ側に仕込むだけ!!
ライトは前回の記事で紹介した小型&強力なNEEWERのLEDライトを使っています。
レジ袋が上手く張れない時は、ペットボトルやチップスターなどをレジ袋の両端に立ててあげると自立します。
あとは撮影したガンプラやフィギュアをレジ袋の正面に立たせてあげればOK!
これでセッティングは完了です!
ミニ三脚やスマホホルダーがあると「アオリ」構図も楽ですし、手振れしないのでおすすめ。
このまま撮影すると、背景のレジ袋がシワだらけになるので被写体(νガンダム)をタッチして明るさのマークを出しましょう。
明るさのマークが出たら、背景が白トビするまで明るさを引き上げましょう!
これで撮った写真が…
コチラです!!どうでしょうか?スマホでシャッターを押しただけでこのクオリティです!
このままでも十分かっこいいですが、被写体がちょっと暗いのでレフ版を追加しましょう。
レフ版はA4のスチレンボード表面にシワシワにしたアルミホイルを張り付けた「銀レフ」を立てかけました。
これでもう一度撮影すると…
バキィ!!!っとコントラストのハッキリした写りになりました!
どうですか?いつも使っているライトの間にレジ袋を追加しただけで一眼レフでライティングしたような仕上がり!!
たった3円でライティング機材が手に入るなんて!
セリアに行ったら常にレジ袋を…いや!レジ袋をもらいにセリアに行きましょう!!
室内→ライト直当て→レジ袋ライティングの比較
レジ袋ライティングがどのくらい効果的なのか?を一般的な環境と比較してみましょう。
↑まずは室内の蛍光灯のみで撮影しました。
常に真上からのライトなので、まぁなんというか面白味のない普通の写真です。
↑次はLEDライトを直接向けた「直当て」のライティングです。
これも別に悪くはありませんが、左側の影が非常に濃く出ており「ライト当ててますよ感」が出ているうえに光が強すぎてアンテナが反射してモヤっとしています。
↑そしてこれがレジ袋ライティングです。
どうですか?左側の影は柔らかくグラデーションがかかった自然な影に、そして右側にあったフレームの影は無くなり全体的に立体感を感じる写真になりました!
レジ袋を置くだけで模型雑誌のようなクオリティになりましたね!
レジ袋ライティング:応用編
この3円レジ袋ライティングはカメラマンの私から見ても非常に万能です。
背景を飛ばす目的以外でも、このように側面へ設置すれば…
適度に背景の明るさが落ちたシックな写真に!
このままでも十分ですが、右側の盾まで光が回らず暗いのが気になります。
せっかくなのでここで「追いレジ袋」をしましょう!
3円を右側に追加しました。
これで写真を撮ると…
バチィィィィン!!被写体のνガンダムが立体的に浮かび上がりました!かっこいい!
盾のマーキングはハッキリと見え、膝下には滑らかな影のグラデーション…非常にロボット感が出ています!
合計6円でこんなにもカッコよくなるとは!
話題になった100均ディスプレイベースを適当に配置して撮っても…
とてもスマホとレジ袋で撮ったとは思えないクオリティ!
奥に見えるコンテナもディスプレイベースもセリアで売っているので、レジ袋のついでに買いに行きましょう。
レジ袋ライティングの注意点
万能なレジ袋ライティングですが、向いていない使い方もあります。
↑背景が白トビするなら全部白背景も…とはいきません。
背景は白くできますが、足元の白紙は光量が足らずグレーになります。全部白背景にする場合はさすがに撮影ブースの方がいいでしょう。
レジ袋の中身には注意が必要です。
この場合は右側のLEDライトが麦茶のペットボトルにかなり近くなっています、こうなると…
↑盾に麦茶の茶色が乗ってしまいました…!
まぁ見ようによっては戦闘の爆発っぽく見えるのでありっちゃアリですが、狙ったライティングではないため個人的には撮り直しになる写真です。
キレイに撮りたい場合は空のペットボトルに水を入れる等の工夫が必要かもしれませんね。
まとめ:たった3円でガンプラ撮影のクオリティが爆上がり!
どうですか?特に難しい事もなく、いつでも必ず手に入るレジ袋ライティング…試してませんか?!
今回は私のお気に入りLEDライトを使いましたが、ある程度の光量さえあればどんなライトでも再現できます。
撮影ブースを買うのはちょっと…。
ライティングは難しそう…。
そんな方はぜひこのレジ袋ライティングをしてみてください!たったこれだけでガンプラ撮影のレベルが上がること間違いなしです!
いかがでしたでしょうか?
次回もよろしくお願いします!
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