ポートレート撮影のレンズは何がいい?(ニコン)

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは

もう9月も半ばだというのに、まだまだクーラーが止められない茨城のカメラマン仲居です。

今回はポートレート撮影してるカメラマンには当たり前すぎて、意外と情報が少ないポートレート撮影にオススメのレンズ(ニコン)をポートレート初心者に向けてご紹介します。

※Twitterアプリから閲覧すると、画像が正常に表示できない事があるようです。
お手数ですが、その際はリンクをコピーしてchromeやsafariなどで閲覧お願いします。

スポンサーリンク

どんなレンズがポートレート撮影に向いている?

どんなレンズがポートレート撮影に向いている?

結論から言うと、どんなレンズでも構いません!

広角で背景を入れて撮影するのか、標準でモデルさんと背景をバランス良く撮るか、望遠でモデルさんを引き立たせるのか…。

ひと昔前はポートレート=望遠レンズのイメージがあったようですが、今はそれぞれ撮影したいイメージがあれば、それに合わせたレンズを選択すれば良いだけです。

ですが、それだけでは判断しづらいと思うので、今回は「ボカした」写真にフォーカスしましょう。

ポートレートでぼかした背景にするのは2パターンある

やはり、一般的にポートレート撮影と言えば背景をぼかした撮影をイメージすると思います。

ポートレートで主に背景をぼかす方法はたったの2つだけです。

  • F値が明るい単焦点レンズを使う(F2.8以下が望ましい)
  • 望遠レンズの圧縮効果を使う(F5.6以上でも構わない)

上記2つの方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。

明るい単焦点レンズのメリット・デメリット

明るいレンズはピントが浅く、F1.8程度になると非常に良くぼけてくれます。

レンズ自体が明るいので、晴天時のみならず曇天や夕方でもシャッター速度が稼げるため、手ブレの心配が少なく初心者にはおすすめです。

デメリットとしては明るいレンズは価格が高い事と、単焦点レンズになるためレンズ本数が必然的に多くなってしまう事です。

望遠レンズのメリット・デメリット

望遠レンズには「圧縮効果」と言うものがあり、F値を8程度に絞っても背景が良くぼけてくれます。そのため、キットレンズに付いてくるような安い望遠ズームでも、200mm以上の望遠側で撮影すればF1.8並みに背景をぼかす事が出来ます。

デメリットとしては、望遠レンズはモデルさんとの距離(場所も)必要で、意思疎通が難しく撮影のテンポがあまりよくありません。

F値も高級レンズ以外はF4以上と暗い為、夕方や曇天での撮影は手ブレのリスクが高まります。

また、望遠レンズは重く大きく、非常に高価な物がほとんどで初心者向けレンズとは言い難いです。

最初は一番安い単焦点レンズでOK!

最初は一番安い単焦点レンズでOK!
50mm F1.8 で撮影 人物+風景が手軽に撮影できる

ポートレート撮影には「このレンズが無いとダメ!」と言うルールはありません。

まずは一番安い単焦点レンズでポートレート撮影は問題ありません。

ニコンで言えば、この単焦点レンズが低価格でも写りがいいので最もおすすめです。

焦点距離は50mmは「人間の目に最も近い」画角で、モデルさんとの距離は友達感覚に近い90㎝あればバストアップの写真を撮る事が出来ます。

F値も1.8と非常に明るく、薄暗い室内でも難なく撮影可能で、人物と背景をバランスよく撮影できて3万円以下と非常にコスパが高いです。

レンズも小型なため、持ち運びだけでなく、相手に撮影のプレッシャーを与えずらいのが初心者向けとも言えます。

初心者向けのレンズですが、F値が明るいのでピントを維持しづらいと言う欠点もあります。

適度な距離感が魅力の中望遠「ポートレートレンズ」

適度な距離感が魅力の中望遠「ポートレートレンズ」
85mm F1.8 で撮影 モデルさんとの距離感が魅力

カメラの世界では「ポートレートレンズ」と呼ばれる85mm前後の中望遠のレンズも非常におすすめです。実際私がポートレートを撮影する時、ほぼこの85mm中望遠レンズ一択です。

このレンズの魅力は中望遠らしい大きく柔らかいぼけと、適度なモデルさんとの距離にあります。

全身を撮影する場合は2.5m程必要になりますが、バストアップの撮影ならば1.5m程度の距離で「会話を楽しみながら撮影できる絶妙な距離になっています。

ポートレート撮影の魅力はカメラマンと、モデルさんの距離感(人間的な)だと思っているので、この距離感が85mmの単焦点レンズをポートレートレンズと呼ばせるのかも知れません。

非常に安定感のある写りで、カメラバッグに入れているだけで「なんとかなるだろう」と思わせてくれる安心感があります。

安くても良くぼける!望遠レンズ

安くても良くぼける!望遠レンズ
300mm F5.6で撮影 絞っても背景がぼけている

望遠レンズであれば「圧縮効果」があるので、安い物でも背景が良くぼけた写真を撮る事が出来ます。

初心者であれば、レンズキットやダブルズームキットに付いてきた望遠レンズでも十分な写りが期待できます。

安くても良くぼける望遠レンズですが、明確な欠点があります。

明るさが暗いため、夕方や曇天だと手ブレに注意する必要がある事と、モデルさんとの距離が最低でも5m程度は必要になる事です。

特に撮影距離は広い公園などでは良いですが、街中での撮影にはかなり不向きと言えます。

しかし、最も望遠側(70-300なら300mm)でのぼけ感は凄まじく、F値を絞れば背景はぼかしつつピントを外しづらい写真が初心者でも手軽に撮影できます。

望遠レンズのぼけ感については↓の記事で詳しく紹介しているので、初心者の方は特に目を通していただけると望遠レンズへの理解が深まると思います。

望遠レンズの圧縮効果を写真で紹介。

レンズの購入を迷ったらレンタルするものアリ

レンズの購入を迷ったらレンタルするものアリ

ポートレートのレンズは明るい物が基本にはなりますが、カメラマンによって広角・標準・中望遠・望遠レンズの好みが確実にあります。

私の場合、35mmの広角でポートレート撮影を挑戦しましたがイマイチ使いづらく、すぐにレンズを手放してしまいました。

そういったリスクを軽減したい方や、1回の撮影でまとめてレンズを試したい方にはレンズのレンタルもアリだと思います。

例えばこちらのサイト↓

ビデオエイペックスと言う、プロも機材の調達に使う(もちろん個人でも利用可)業界トップクラスのカメラレンタルサイト。

こちらのサイトは各メーカー毎のレンズ品ぞろえがトップレベルな事に加え、レンタル機材の破損に対する補償などにも手厚いサービス充実しているため安心して利用できます。

レンタルでもゆっくり使える

レンタルでもゆっくり使える

レンタルはすぐに返さないと…

そんな方にもビデオエイペックスはゆったり利用出来ておすすめです。

商品をレンタルすると「レンタル開始日の前日」に商品が届き「返却日の24時までに手元を離れる」が規約になっています。

そのため2泊3日でレンズを借りた場合、実際は約4日間の使い放題が可能。

つまり撮影予定日の前日から試し撮りが出来るため、天候などでスケジュール調整が入ってもゆっくり使う事が出来るため安心。

レンタル価格も業界最安値クラス

ビデオエイペックスは老舗店舗のため、価格も非常にリーズナブル…

例えば通常新品で買うと約23万円もするFマウント最高のポートレートレンズNIKKOR 85mm f/1.4Gなら

例えば通常新品で買うと約23万円もするFマウント最高のポートレートレンズNIKKOR 85mm f/1.4Gなら
NIKKOR 85mm f/1.4G

2泊3日(約4日間)でたったの6,440円でレンタル出来ます。新品で買う場合の消費税よりも安く借りる事ができるため「欲しいけど自分に合うかわからない…」

そんな方はぜひレンタルして思いっきり使い倒してみるのはいかがでしょうか?

レンタル館

↑ビデオエイペックスの公式サイト

もちろんレンズ以外にも各メーカーの一眼レフボディが豊富に揃っているため、最新機種や次に使いたいカメラを試すのもおススメです。

ポートレート撮影は明るいレンズか望遠で

ポートレート撮影に慣れてきたら、超広角や超望遠レンズなど選択肢を広げていけばよいと思います。

しかし初心者の内は、50mmの明るいレンズ最初に付いていた望遠レンズでも十分ポートレートに使えるレンズなので、まずは明るいレンズか望遠レンズを使って撮影してみてはいかがでしょうか?

私はカメラを始めた頃に、レンズのイロハも知らずに85mmを間違って買ってしまったクチですが、今では一番得意なポートレートの距離になりました。
コチラのポートレート写真はほぼ85mmで撮ってるので、参考程度にどうぞ)

まずは明るいレンズか望遠で練習してみて、そのあと色んなレンズを試してみてくださいね!

その他ポートレート関係の記事まとめ

↑ポートレートモデルさんの見つけ方から、服装やデータの渡し方をまとめました。

次回もよろしくお願いします!

※最後までお付き合いありがとうございます!この記事が「いいね!」と思っていただけたら↓のリンクを1クリックしていただけるとモチベーションになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました