みなさんこんにちは
何かをしようとすると大体タイミングが合わない茨城のカメラマン仲居です。
いつものようにオフトゥンで惰眠を貪っていると、衝撃のニュースが飛び込んできました…
そうです、ニコンのフルサイズ一眼レフを牽引してきたD750の後継機「D780」が本当に発表されました!
かくいう私もD750 ユーザーですので、これがどれほどインパクトのあるニュースだったかをD780と比較しながらご紹介していきます。
発売予定は1月24日予定、価格は25万円前後 ※Amazonでも予約開始しました↓
D780はD750の2世代先に進化した
![D780はD750の2世代先に進化した](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/main_01-1024x384.jpg)
まずD750と比較した時に最も進化したのが、写真を取り込むセンサーの大幅な変更です。
D750のセンサーは「EXPEED 4」でしたが、2014年発売とあって高画質ではあるものの、暗い場所での撮影を苦手としていました。
そのため、F1.8クラスの明るいレンズでもなければ室内の撮影すらISO感度を上げる必要がありました。(F4レンズだと夜の室内を蛍光灯でISO800程でようやく1/100秒くらいになる)
また、高感度耐性も決して高くなく、ISO感度400でも拡大時にはノイズが気になる程でした。
しかしD780はこの旧型センサーを最新の「EXPEED 6」へと変更しました。
これは一眼レフ機のフラッグシップ「D5」や「D850」を飛び越えて、フルサイズミラーレス「Z7/Z6」と同型の超高画質センサー。
![これは一眼レフ機のフラッグシップ「D5」や「D850」を飛び越えて、フルサイズミラーレス「Z7/Z6」と同型の超高画質センサー。](https://i0.wp.com/jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/DSC_4004-scaled.jpg?fit=1024%2C684)
これにより今までD750が苦手としてきた「夕方のスナップ」や「室内の環境光撮影」など三脚を使いたくなるシーンでもISO感度を高めての手持ち撮影に耐えられる大きな進化です。
(↑の写真は手持ちでISO400、F4、1/60秒で撮影した写真)
スポーツ撮影もガンガン行ける!AFが超強化
![スポーツ撮影もガンガン行ける!AFが超強化](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/pic_01.jpg)
D750ユーザーは良くお分かりだと思うのですが、万能機であるD750の明確な弱点として「動き物」があります。
そのオートフォーカスの弱さは、キヤノンの一眼レフ入門機「EOS Kiss X9」使った方が確実に撮れると言われる程の遅さと迷いっぷり。
今では残念過ぎるレベルでいっそ「置きピン」に切り替える事が多々ありました…
しかしD780はひと味違います。なんとプロ機である「D5」からオートフォーカスのアルゴリズムを継承し、スポーツや動物などもファインダーがブラックアウトしない一眼レフ機の性能をいかんなく発揮できるように!
さらにD750ユーザー待望の「瞳AF」も最新バージョンがD780に搭載されました。
これによりポートレート撮影では「フルサイズの浅いピント」と「明るいレンズ」の組み合わせで苦労していたピント合わせがかなり強化されますね!
これが欲しかった…!ライブビューのハイブリッドAF
![これが欲しかった…!ライブビューのハイブリッドAF](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/pic_04.jpg)
これですよコレ…!
愛機D750を貶めるつもりはサラサラありませんが、コレだけは本当にダメです笑
ライブビューはローアングルの撮影や、三脚撮影時の水平・垂直を正確に合わせるため良く使う機能です…しかしD750のそれはあまりに遅く、そして合わない…!
動いている物をライブビューで撮影すると、ピントが合う前に画面からいなくなることさえありました…。
(恥ずかしくて人前では使えないレベル…笑)
そんなダメダメライブビューもD780では超絶進化して「像面位相差AF採用の273点ハイブリッドAF」と何だか凄そうな物になりました。
これにより、ライブビュー時のオートエリアや「瞳AF」までも可能になっています。
これはニコン初の機能と言う事で実際に触ってみないと分かりませんが、最新の「Z7/Z6」を見る限りかなりの性能アップが期待できますね!
あと地味にタッチパネル対応してますね、より直感的なピント操作が出来そう。
ついでに動画も超絶強化!4K UHD動画が撮影できる
![ついでに動画も超絶強化!4K UHD動画が撮影できる](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/pic_04-1.jpg)
これは凄くありがたい…!!
D750も動画は撮影できますが、HULL HDしか撮影できませんでした。(ほとんどは十分な画質ですが…)
D780は最新の4K UHDが撮影可能になりました…嬉しい!!!
でも一番恩恵を受けたのは、先にお話ししたライブビューの強化ですよね!
D750の動画撮影が貧弱だったポイントとして、ライブビューが大きく足を引っ張っていましたが、この2点が同時に強化されたことにより、D780は動画撮影でも前線レベルで戦う事が出来るようになります。
さすがに動画撮影ではSONYのαシリーズに劣りますが、それでも苦手分野を克服した点はさすがと言えますね。
残してくれてありがとう!SDカードのダブルスロット!!
![残してくれてありがとう!SDカードのダブルスロット!!](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/pic_05.jpg)
GJ…!グッジョブD780!
今までは大きな進化が嬉しかったですが、変わらない事の大切さもニコンのD780は私たちに教えてくれました…。
最近のフルサイズミラーレスは小型化を優先するあまり、SDカード1枚で撮影しなければならないシングルスロットが主流です。
しかし、プロの撮影やミスの出来ない記念行事、普段からのバックアップが出来るSDカード2枚差しのダブルスロットをD780は引き継いでくれました。
正直、他のカメラに買い替えできない理由で「ダブルスロットじゃない」からと思っている方は非常に多かったと思います。
これだけでもD780に安心して買い替えるできる理由になりますね!
※中古のD750は大きく値下がりすると思うので、サブ機や入門機としての役割はこれからもD750が担ってくれそうです。
D780は基本に忠実なオールラウンド一眼レフ
![D780は基本に忠実なオールラウンド一眼レフ](https://jyounetsu.site/wp-content/uploads/2020/01/pic_02.jpg)
D780を語るならこの言葉がピッタリではないでしょうか?
バランスが全ての点において高く、地味な見た目ですが確実な撮影を約束してくれます。
その理由は…
撮影機能=最新のセンサーを搭載した高画質、強化されたオートフォーカス
堅牢性=D750譲りの防塵防滴ボディとSDカードのダブルスロット、15万回のシャッター耐久
つまり一眼レフの基本的な部分を忠実に進化させた、フルサイズ一眼レフの集大成と言える安心・安定感がD780最大の魅力。
一眼レフ入門機~プロの撮影まで、持ち主と一緒に成長する楽しみを共有できる素晴らしい進化ではないでしょうか?
小型軽量のZシリーズに対し、写真を撮るという当たり前のことを追求したD780。
発売が待ち遠しいですね!
↓Amazonで予約受付中です!
次回もよろしくお願いします。
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