みなさんこんにちは
先日公開した「カメラマンになる前の準備」が割と評判が良かったので、本当は記事に入れたかった「請求書作成サービス」についてお話させていただきます!
ちなみに、フリーランスになりたての頃はみなさんこんな検索をすると思います。
「請求書 作り方」「請求書 カメラマン」「請求書 フリーランス」「請求書 エクセル 作り方」
などなど右も左も分からないまま、とりあえずググった人も多いじゃないでしょうか。
お恥ずかしい話ですが、私も撮影案件が決まってから調べていました笑
そんな中で「マネーフォワードクラウド」が特にカメラマン向けとして使いやすいので、メリット・デメリットとカメラマンのサンプル請求書をご紹介します。
↑なんかいかにも「ビジネス向け」って感じですが、普通に個人かつ無料で登録できます。
無料でもラクラク請求書作成できる「マネーフォワードクラウド」
マネーフォワードクラウドは無料で使えるにも関わらず、豊富なテンプレートと項目を埋めるだけで簡単に請求書を作成できるオンラインサービスです。
しかも請求書だけでなく、請求書を見積書・納品書・領収書への変換もボタン一つで作成できるのが魅力。
無料なのに請求書の発行履歴も残るため、毎月の売り上げや確定申告にも有効に活用できます。
フリーランスカメラマンに最適な源泉徴収込みの請求書が作れる
カメラマンの請求書と一般的な請求書では大きな違いが一つありますよね。
そう!「源泉徴収」です!はぁ~源泉徴収うぜー(クソデカため息)
カメラマンの場合は、広告やパンフレットなどの印刷物を5万円以上で撮影する場合に、10.21%の源泉徴収をする必要がありますね。
マネーフォワードクラウドは品目に対して源泉徴収の有無を設定でき、請求金額部分に明記することが出来るため、カメラマンにとって非常に便利な機能を備えているのがおすすめな理由。
※ちなみにHPやWEB広告掲載用の撮影は「印刷物」ではないため本来は不要ですが、その時撮影した写真を印刷物に使う予定がある場合は源泉徴収が必要になる。そのため取引先から源泉込みで請求を依頼される事が多い。基本的には撮影=源泉徴収と考えてもらった方がいいかも。
ソースは国税局HPの「源泉徴収のあらまし」→第5「報酬・料金等の源泉徴収事務」→PDF2ページ目の区分・写真の報酬で確認できます。
マネーフォワードクラウドのメリット・デメリット
フリーランスカメラマンに必須の源泉徴収が設定できるマネーフォワードクラウドですが、他にも使いやすいメリットとイマイチなデメリットがあるのでまとめます。
マネーフォワードクラウドのメリット
- 請求書・見積書・納品書・領収書がボタン一つで変換できる。
- 取引先は3社まで無料で登録できる=1回きりの取引なら何度でも上書き可。
- 必要項目を入力するだけで自動で計算してくれる。
- 請求書をPDFに自動変換。
- 1クリックで請求書を郵送できる=有料プラン+1通180円
いや、すごい。さすが会計専門の会社が作っているシステムなだけあります。
パソコンや諸経費の計算が苦手な人でも超簡単に請求書作成が可能。
最近はメールに添付した請求書のPDFだけで処理できる会社も多いため、定期的に同じ会社から依頼がもらえるカメラマンの方は、無料プランのままでも請求業務を済ませる事が可能です。
また無料でも3社まで取引先が登録できますし、取引先を都度書き換えれば基本無料で利用できるのがフリーランスに優しいですね。
もちろん有料プラン(月額1280円or年契約で月額980円)にすれば、請求書を1通180円で自動送付する事が出来ます。忙しくて請求書送るの忘れた!=給料無し!になるので出不精にはありがたいシステム。
マネーフォワードクラウドのデメリット
- 取引先が3社しか登録できない。
- 請求業務以外のレポート等は全て有料プラン必須。
- 特殊な料金体系などは非対応。
まぁ、ほとんどデメリットらしいものはありませんが、あえて挙げるならばこのくらいでしょうか?
無料で利用できるのはありがたいですが、取引先3社はちょっと少ない…せめて5社…。
他の機能として月次レポートや販売台帳などありますが、全て有料プランが必須と割り切ったシステムになっています。
また、特殊な料金体系のカメラマン(例:納品枚数や時間で細かく料金設定など)の方は非対応と言うか工夫がかなり必要になるので、エクセルで頑張った方が早いかも知れません。
と言ってもほとんどのフリーランスカメラマンにとっては、無料でも必要十分な機能をマネーフォワードクラウドは備えているため、ほぼデメリット無しと言えます。
マネーフォワードクラウドで作った請求書のサンプル
↑マネーフォワードクラウドで作った請求書のサンプルです。
無料でこんなしっかりした請求書が出来るってすごくないですか!?
(作成にかかった時間は3分くらい。超かんたん。)
ちなみに今回は2日間にまたがる撮影を想定して作成。レタッチや修正はデザイナーさんが間に入る場合などはもちろん不要です。(というか私は請求してないです)
あくまでサンプルになるため、取引先の方と事前に「交通費は別ですか?」「この費用も請求して良いですか?」と密に相談して請求書は作成してください。
あまり細かく請求しても印象が悪くなる場合があるため、規模の小さい撮影ならざっくり「撮影費用一式」でも問題無いと個人的には思います。
封筒の宛名に付けるのは御中?様?どちらが正しい?
ついでに請求書のよくある疑問もお応えしておきます。
宛名の御中?様?は、会社員でも自分で請求書を出さない人は結構間違えるので以下のように覚えておきましょう。
- 送る相手が個人に限定される場合=「様」
- 送る相手が部署や会社の場合=「御中」
はい、すごく簡単ですね。フリーランスの場合は個人を相手にする場合も多いため、間違っても「〇〇様 御中」などと書かないように!
振込手数料は相手もちでOK?
一般的には振込手数料は相手方もちになることがほとんどです。
しかし、請求書に何も記載が無いと相手も困惑してしまうため、備考欄に「振込手数料のご負担お願いします。」と記載しておいた方が良いでしょう。
問題になる事はほぼありませんが、初めての取引先の場合などは担当者へ事前に確認しておきたいですね。
面倒な請求書作成が超簡単になるのでおすすめ!
普段からマメな人には分からないかも知れませんが、請求書作成って地味に面倒な作業です。
しかしこれをやらないとお金が貰えない!なら簡単な方がいい!
って方にマネーフォワードクラウドは最高の選択肢になると思います。
請求書の作成だけなら無料で使えるだけでなく、1か月の有料プラン体験もできるため気になる方はぜひ試してみてくださいね!↓
↑マネーフォワードクラウドに興味のある方はこちら。
次回もよろしくお願いします。
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