みなさんこんにちは
急激にあったかくなって着るものに困っている茨城のカメラマン仲居です。
さて、春うららの暖かさと言えば、待ちに待った「桜」と「梅」の季節ですね!
2月~3月はカメラマン的に撮影するものがあまりなかったので、撮影に出かけたくなります。
今回はレンズ別におすすめの「桜の撮り方」をご紹介しますね!
広角~望遠、マクロレンズを駆使して色々な桜の撮りかたにチャレンジしてみましょう。
※参考写真で一部「梅」が出てきますが、撮影の要領は同じなのでお気になさらずに!
ダイナミックに桜を撮ろう!広角レンズ編
まずは広角レンズのおすすめ桜の撮り方です。
ちなみに、ここで言う広角とは17mm~35mm前後のため、標準ズームの広角側でも同じような雰囲気になると思います。
ムリに「単焦点最強!」と言わず、キットレンズの標準ズームもぜひ使って見てください。
広角らしくダイナミックに下から!
やはり広角レンズと言えば、パースを生かしたダイナミックな表現がおすすめです。
広角レンズは全体にピントを合わせるのが得意なので、F値をしっかり絞って撮影すると小さな桜の花もハッキリ写ります。
広角レンズは接近戦が得意!
広角レンズと言うと、ついつい風景を大きく撮るのに使ってしまいがちですが、ほとんどの広角レンズが実は近接撮影が非常に得意です。
その近接性能を生かして、桜に触れてしまうくらい近くから撮影するのもおすすめ。
F値を開放で撮れば「ボケ」を出しずらい広角レンズでも、前後をボカしつつ迫ってくるような大きなパースを生かす事が出来ます。
小さな桜も積極的に撮れる!マクロレンズ編
桜のように花自体が小さくて数が多い被写体は、マクロレンズが個人的に一番手軽でおすすめです。
特にマクロレンズは中望遠レンズのため望遠レンズ独特の「圧縮効果」や「大きなボケ」が期待できます。
マクロレンズは桜らしい写真が簡単に撮れる
マクロレンズは小さい被写体を大きく写す事が得意。
そのため、桜はマクロレンズと相性が非常に良く、適当に近づいて撮っても良い感じの写真が撮れます。
マクロレンズの為ピント合わせがややシビアな部分がありますが、密集している桜はざっくりピントを当てればいいので、そのあたりもマクロレンズが桜撮影には向いていると思います。
蕾も簡単に撮影できる
他のレンズでは咲いている花しか撮影出来ない事が多いですが、マクロレンズは小さな蕾でも簡単に撮影できます。
こういった花開く前の蕾を、印象的に狙って撮ってみるのもマクロレンズの楽しみ。
中望遠レンズらしい「圧縮効果」とマクロレンズの「ボケ感」
マクロレンズは「中望遠レンズ」である事に加えて、ピントが浅く大きなボケ感が特徴。
そのため、桜や梅が密集している場所を探し、前後を意図的にボカすと全体的にボケボケの淡い写真を撮る事が出来ます。
非常に一眼レフらしい写真なので、マクロレンズを持っている方はぜひ意識してみてください。
桜の魅力をギュッと閉じ込める!望遠レンズ編
意外かも知れませんが、望遠レンズも桜や梅の撮影が非常に向いているレンズと言えます。
マクロレンズ以上の「圧縮効果(引き寄せ効果)」のおかげで、桜をギュッと密集させた魅力的な写真を撮る事が出来ます。
満開の桜をギュギュっと閉じ込める
画面いっぱいの桜が春を感じさせる1枚。
120mmはそこまで望遠ではありませんが、フレーム内に目いっぱい桜が凝縮されていますね。
こちらも前ボケ、後ろボケをしっかり意識すればカメラを買った時に付いてきた望遠レンズでも十分キレイに撮る事が出来ます。
望遠レンズはピントが浅い為、多少絞っても大きなボケが得られるため積極的に桜の密集部分を狙いたいですね。
望遠レンズは桜と風景のセットもおすすめ
桜の花だけを撮るのはもったいないので、望遠レンズで桜+風景も狙っていきたいですね。
望遠レンズは「圧縮効果(引き寄せ効果)」が発生するため、この写真のように手前の風景と奥の桜を平面的に撮影する事が出来ます。
望遠レンズの撮影は距離の取り方が難しい(気が付くと近づき過ぎている)ため、足を使ってベストポジションを探すのが大変ですが、上手く撮影出来た時はとっておきの1枚になるので非常におすすめ。
まとめ:桜はマクロレンズと相性バッチリ!
やはり一番のおすすめはマクロレンズによる接写や大きなボケ感が魅力。
マクロレンズはほとんどが60mm~90mmの中望遠レンズであるため、距離さえ取れば普通に風景を撮ったりすることも出来ます。
広角レンズや望遠レンズでの撮影も非常に面白いですが、マクロレンズが1本あると出来る事がかなり増えるので、桜の撮影にはぜひ連れて行ってくださいね!
いかがでしたでしょうか?
桜の季節は非常に短いため「今度行こう…」だと撮影したい時には散っていた…となるので、タイミングがあれば積極的に撮りに行きましょう!
次回もよろしくお願いします!
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