これから動画撮影を始める人にオススメの一眼レフカメラまとめ

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは。

最近はカメラマン=動画も当たり前に撮れますよね?なんて問合せが多くなってきました。

実際のところ写真と動画は全く別物で、特に動画用の機材はほぼ別ジャンルと言っていいほど違いがあります。

このページにたどり着いた方も「一眼レフで写真は撮れるけど動画は全然…」なんて方が多いと思います。私もその一人で動画の知識はほぼゼロでした。

と言うわけで、自分なりに動画撮影が出来る一眼レフを勉強してまとめたので、同じように悩んでいる方のために基本を学びつつ自分にピッタリの撮影用一眼レフカメラを見つけましょう!

※一眼レフ動画初心者向けに説明から入ります。不要な方は目次でおすすめ動画一眼レフカメラへジャンプしてください。

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動画撮れますは罠!!撮影フレームレートに注目しよう

動画撮れますは罠!!撮影フレームレートに注目しよう

よし!一眼で動画を始めるぞ!

と、勢いで家電量販店やランキングサイトの情報を安易に信用するのは注意しましょう。

そういったお店やサイトでは初心者をカモにするためデカデカと「動画も撮影できます!」と安くて買いやすい(売り上げになりやすい)カメラを押し付けてきます。

確かに動画撮影できますが、実際はおまけ程度の最低限な機能しかなかった…。なんてことも。

その大きな理由が動画撮影のキモになる「撮影フレームレート」です。

フレームレートが重要なワケ

フレームレートが重要なワケ
analogicusによるPixabayからの画像

フレームレートとは通常60p(60fps)や30p(30fps)などと記載され「1秒間に何カットあるか」をあらわしています。

つまり写真で例えると、60pなら「1秒間に写真が60連写」となり、30pなら「1秒間に写真が30連写」となります。言うまでもなく60pの方が細かく滑らかに動くに決まっていますね。

じゃあ30p以下はゴミじゃん!

と言う事でもなく、一般的な物をフレームレートで見ていくと…

  • 映画       =24p
  • DVDやブルーレイ =30p(60pもあり)
  • テレビ      =30p(60pもあり)

実は私たちが見ている大半の物は30p(30FPS)で構成されている事が分かります。

だからお店やランキングサイトでは動画も撮れます(フレームレート?知らんけど)と打ち出しているのです。それが大きな罠になる事も知らず…

※24pは決して性能が悪い訳ではありません。むしろ私たちがいい雰囲気に感じるのが24pだったりします。しかし高フレームレートで無いと出来ない事があるため今回はおすすめしません。

フレームレートが低いと「スローモーション撮影」でケガをする

たまにしか動画は撮らないし、動画はとりあえず4Kが撮れれば十分だよ!

↑なんて言ってる方が後々大けがをするのがコレ「スローモーション撮影(ハイスピード撮影)」です。

動画撮影においてスローモーション撮影はあらゆるシーンで「良い感じ」にできる力があり、本来は3秒のデータを倍の6秒にするなど「尺を稼ぐ」際にも非常に有力。

まずは以下の比較動画をご覧ください。120p→60p(0.5倍速)にした動画と30p→15p(0.5倍速)にした動画です

↑こちらが120p→60p(0.5倍)

↑こちらが30p→15p(0.5倍)

結果は歴然ですね。30p→15pはコマ数(写真)が足らず、ガクガクのパラパラ漫画状態ですし再生速度もスローモーションとは言えません。

そして120pを0.5倍速(60p)にした程度では「スローモーション」と言うよりモッサリしてるだけ。そこでさらに高フレームレートである120p→30pにした動画がこちら

↑こちらが120p→30p(0.25倍)

どうですか?かなり滑らかでずっと見ていられるスローモーション動画になりましたね。

動画のフレームレートは写真のRAW現像と違い「後から修正すればいい」が出来ないため、最初から120pで撮影できるカメラを選ばないとスローモーションにすることが難しいです。

もしスローモーション撮影したくなった場合は、カメラ本体ごと買い替える必要性が出てくるため予め高フレームレートで撮影できるかチェックが必要です。

フルサイズ至上主義?安易なフルサイズ選択はリスク特大!

フルサイズ至上主義?安易なフルサイズ選択はリスク特大!

ビデオカメラではなく、一眼レフカメラで動画撮影したいと考えている人ならセンサーサイズは既に理解していると思います。

やはりフルサイズ一眼レフの描写やボケ感はすさまじく、どうせなら動画もフルサイズで撮りたい!と言う気持ちはよく分かります。

しかし、動画撮影において(特に初心者)フルサイズは諸刃の剣と言えるため特に注意が必要。

その大きな理由が先ほどメリットとして挙げた「ボケ感」で、ボケが大きい=ピントを外しやすく写真であれば連写してピントが合った何枚かをピックアップすればOKです。

ですが動画は写真と違い連写も出来なければ、何度も撮り直せる撮影ばかりではありません

そんな中ムリをしてフルサイズでボケ感マシマシで撮影したらピンボケしてました…。となればそのカットはほぼ使えなくなってしまいます

そのため動画撮影に自信の無い内は、ボケ感を多少抑えて動画のHit率を高めるため、APS-Cやマイクロフォーサーズなどを選ぶ方が賢明な判断かも知れません。

実際、YouTuberの間ではヒカキン氏を筆頭にボケ感が少な目のマイクロフォーサーズ規格の「GH5」が大ヒットしたのも頷けます。

※フルサイズは動画撮影に必須のNDフィルターや、後述するジンバルの耐荷重において機材全体がかなり高価になるのもおすすめしない理由。

ジンバルを使うなら結局カメラは軽いほうがいい!!

先ほどの続きになりますが、一眼レフで動画撮影する際にはカメラ本体がなるべく軽いミラーレス一眼やAPS-C・マイクロフォーサーズがやはりおすすめです。

それはカメラを移動しながら安定して撮影できる「ジンバル(スタビライザー)」が非常に重要な機材になっているから。

DJI – RONIN-S WEDDING VIDEOGRAPHY with SONYα7

↑ジンバルで最も有名なDJIの「RONIN-S」のPVです。ジンバルを装着する事で手持ちとは思えないほどスムーズかつクリエイティブな動画撮影が可能になります。

このジンバル(スタビライザー)には機種ごとに耐荷重、つまり制御できるカメラの重さが決まっていて、だいたいカメラ+レンズで2キロ以内が5万円以内の一般的なジンバル。

カメラ+レンズで2キロ以上になると10万円クラスの大型ジンバルが必要になります。例えば…

  • SONY α7Ⅲ(650g)+50mm f1.4(778g)=1,428g→RONIN-SC(約5万円)
  • Nikon D6(1,450g)+24-70mm f2.8(1,070g)=2,520g→RONIN-S(約9万円)

このようにフルサイズ一眼レフで「写真も動画も両立じゃあ!」と甘い考えをすると、もれなく全ての撮影機材が大型で高価になってしまうため非常に大変。

これからカメラを買う人は出来るだけ軽いミラーレス一眼や、小さめのカメラを選択しましょう。

2020年度版 動画撮影におすすめ一眼レフカメラ!

2020年度版 動画撮影におすすめ一眼レフカメラ!

お待たせしました!それでは動画撮影にオススメのカメラを紹介しますが、おさらいとして…

  • 60p以上でスローモーション(ハイスピード)撮影が出来る
  • レンズ込みで2キロ以内になる重さ
  • フルサイズに拘らないセンサーサイズ
  • 高速なオートフォーカス性能

これらのポイントを意識した動画撮影にピッタリなカメラを紹介しますね。

おすすめ①:10万円以下!動画入門に最適なα6100

おすすめ①:10万円以下!動画入門に最適なα6100
SONY公式サイトより

これから動画撮影を始めたい人には絶対おすすめしたいのがSONYのα6100です。

ボディ単体なら9万円前後で手に入れる事ができ、レンズが2本ついたダブルズームキットでも10万円ちょっとで購入することが出来ます。

メーカー型番種類4KフルHD重量記録メディアセンサーサイズ
SONYα6100ミラーレス30p120p396gSD・メモリースティックAPS-C

安い、軽い、高性能の3拍子揃った優等生です。しかも4K撮影も30pですが可能!

瞳オートフォーカスもかなり優秀でまさに動画入門機と言った感じで、フルHD120pでのスローモーション(ハイスピード)撮影にも対応していてこの価格は衝撃的ではないでしょうか?

何を買えばいいか分からない方は、とりあえず選んでも問題ないレベルの動画撮影が出来るカメラです。

おすすめ②:U15万円最強クラス!4K60pで撮影できるG9

おすすめ②:U15万円最強クラス!4K60pで撮影できるG9
パナソニック公式サイトより

とりあえず色んな動画を不自由なく撮りたい!欲張りさんにおすすめ出来るのがパナソニックのミラーレス一眼G9です。

G9は先に紹介したYouTuberの間でメガヒットしたGH5を、動画&写真の両立を目指したカメラ。

15万円以下(ボディのみ)で手に入る動画撮影メインのカメラとしては最強クラスのスペックを持っていて、普通の撮影から特殊な動画撮影まで幅広く対応する事が出来ます。

メーカー型番種類4KフルHD重量記録メディアセンサーサイズ
パナソニックDC-G9ミラーレス60p180p658gSDマイクロフォーサーズ

驚くべきはその動画に特化した性能で、4K60pの動画を15万円以下で撮影できる唯一のカメラです。

加えてフルHDは他を圧倒する180pでのスローモーション撮影も可能。

センサーがマイクロフォーサーズ規格と言う点も、ピントを外しづらい動画向きと言え、さらにマイクロフォーサーズは全体的にレンズが小さく軽い(500g以下が多く、超望遠でも1キロ前後)のも幅広いレンズ選択で様々な撮影に対応できるのが魅力。

その軽さと小ささからジンバルの選択肢が多いのもメリットになります。

まずは色んな動画撮影をして、方向性を見極めたい方には最高の動画撮影カメラになると思います。

おすすめ③:手ブレ補正で正統進化!α6600

おすすめ③:手ブレ補正で正統進化!α6600
SONY公式サイトより

α6600はおすすめ①で紹介したα6100の新モデルです。基本的な機能はほぼ同じで、ハード面を強化したまさに優等生なミラーレス。

ボディ単体で15万円とやや高額になってきましたが、それでも高コスパでおすすめできます。

メーカー型番種類4KフルHD重量記録メディアセンサーサイズ
SONYα6600ミラーレス30p120p503gSD・メモリースティックAPS-C

動画に関してはα6100とほぼ同一レベルですが、本体重量が1.3倍ほどに増加しています。

重量増加の理由はバッテリーが約2倍の大容量になったのと、α6100にはなかった5軸手振れ補正をボディに内蔵されました。

強力なAFが魅力のα6100にボディ内手ブレ補正が付いたのはかなり嬉しい仕様。そして大型バッテリーで動画撮影時間は75分→150分と2倍に!

SONYが動画撮影に対して本気なのが伝わる正統進化ですね。α6100とα6600では5万円ほどの差があるので、余裕のある方はこちらがおすすめです。

おすすめ④:動画に特化した富士フィルムのX-T4

どうせ動画を撮るなら最初からプロレベルのカメラを持ちたい!

そんな方にX-T4は十分過ぎる性能がありおすすめです。価格はボディ単体で20万円前後となっていますが、動画に特化している事を考えるとかなりコスパがいいと言えます。

メーカー型番種類4KフルHD重量記録メディアセンサーサイズ
富士フィルムX-T4ミラーレス60p240p607gSDAPS-C

まず性能をみて驚きなのが当然のように4K60pと最高クラスのフルHD240pスローモーション撮影。つまり24pの10倍にも及ぶフレームレートで撮影が出来る点です。

並みの一眼レフカメラでは不可能な超スローモーション撮影が出来るだけでなく、操作も動画専用操作モードを搭載しているなど動画特化の本気が見えます。

また、SDカードのダブルスロットで同時に動画を保存する事が出来る珍しい機能も備えており、データ破損のトラブルを未然に防ぐ安心感を20万円代で手に入れる事が出来るのが魅力。

SONYの独壇場となりつつある動画界をカメラ屋が奪い返す!そんな気合を感じる動画撮影最強クラスのカメラです。

おすすめ⑤:フルサイズミラーレスの筆頭!α7RⅣ

おすすめ⑤:フルサイズミラーレスの筆頭!α7RⅣ
SONY公式サイトより

SONY強しですね、動画撮影カメラ最後のおすすめはフルサイズミラーレスの先駆者αシリーズの超高画素機α7R4です。

6100万画素の超高画素フルサイズセンサーを持ち、6K相当のデータを4Kに凝縮した「高解像4K動画」として撮影することが出来るモンスターマシン。

価格もボディ単体で35万円前後と、ミラーレスでもかなり高額となっています。

メーカー型番種類4KフルHD重量記録メディアセンサーサイズ
SONYα7RM4ミラーレス30p120p665gSDフルサイズ

いまや動画撮影=ソニーのα7と言っても過言ではない程たくさんのカメラマンがプロ・アマ問わず使用しているカメラとなりました。

4K動画は30pと控えめですが、先ほど紹介した高解像4KやフルHD120pでの撮影が可能なため圧倒的な人気を誇っています。

SONYの専売特許ともいえるリアルタイムAFが強く、フルサイズでありながらピントを外しづらく扱いやすい点も人気の理由で、とにかく高画質でキレイな映像を撮影することが可能。

動画撮影が初心者でも手軽に長く使えるカメラですので、35万円と高額ですが余裕があれば是非とも欲しい4K動画カメラです。

それでも迷うならレンタルしてみるのもおすすめ!

それでも迷うならレンタルしてみるのもおすすめ!

写真と違って動画は実際に撮影→動画作成してみるまで分からない物です。

まして家電量販店の店頭で触った程度では、オートフォーカスのスピードや設定のしやすさなど自分に合う・合わないの判断は絶対に出来ません。

特に4K動画はファイルサイズが1秒10MB前後(フルHDは1秒5MB前後)と非常に重く、そもそも手持ちのPCでは編集すらできなかった…なんて悲惨な事になっては目も当てられませんよね。

そういったリスクを回避するため、カメラのレンタルをしてみるのもおススメです。

有名な「ビデオエイペックス」等であれば高額なカメラ本体もレンタル出来ます。例えば先ほど紹介したα7R4であれば…

α7R4のレンタルページ

2泊3日で28,000円、α7R4を買う場合の消費税以下でレンタルすることが出来ます。

しかもビデオエイペックスは超優良店でレンタル日の前日に機材を届けてくれます。

レンタル日数の数え方

つまり2泊3日といっても、実際は4日間近く使い放題が可能。これはかなりありがたい仕様です。

もちろん高価なレンズやジンバル、マイクなど動画撮影機材を一式でレンタルすることも出来ますから、勉強代だと思ってフル装備してみるのも全然アリではないでしょうか。

↑ビデオエイペックスの公式サイトはこちら

動画撮影を始める人にオススメの一眼レフカメラまとめ

動画撮影のカメラは写真と違って…

  • 撮影フレームレートはカメラを買う前に絶対にチェックする!
  • 三脚よりもジンバルがマスト。なるべく軽いカメラにしよう!
  • フルサイズはピントがシビア。APS-Cやマイクロフォーサーズでも十分キレイ!
  • 4K動画はデータが激重。手持ちのPCで編集できるかレンタルして確認もアリ!

これから動画撮影を始めたい人は、お店やランキングサイト「4Kも撮れますよ!」と安易に飛びついて、4K24pしか撮影出来ないカメラをつかまされないように注意してくださいね!

いかがでしたでしょうか?

これから…いや、もうすでにカメラは動画時代に突入しています。ですが今からでも全然遅くありませんので、しっかりと知識をつけて素晴らしい作品を作ってくださいね!

次回は各カメラメーカー別に動画一眼レフカメラをまとめたいと思います!

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