Amazon Basicsのボストンバッグは撮影機材の救世主になるか?【レビュー】

カメラ初心者向け

みなさんこんにちは。

カメラマン最大の悩み…そう!撮影機材(特にライトスタンド類)を持ち運べるキャリーやスーツケースがない問題!

そんな中、Amazonベーシックで販売されている…

↑全長89㎝のボストンバッグタイプのキャリーケースを購入しました!

価格は1万円程度と、サイズや容量を考えれば非常にコスパの高いキャリーです。

この長さと大きさなら大量の三脚やストロボ、その他撮影機材の運搬がかなり楽になりそう!

それでは早速サイズ感や実際の使用レビューをしていきましょう!

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Amazonベーシック ボストンバッグのサイズと収納感

Amazonベーシック ボストンバッグのサイズ感

まずは全体のサイズ感を見てみましょう!

↑身長172㎝の私が隣に立つとこんな感じで、腰の高さに持ち手がくる高さ。

もしかしたら小柄な人なら中に入れるかもしれませんね!

もしかしたら小柄な人なら中に入れるかもしれませんね!

↑バッグ全体の縫製はかなりしっかりしており、更に全面は大容量のポケットがいくつか付いています。

正面は高さ約43㎝×幅約33㎝のポケットが付いており、これだけでビジネスマンが使う通勤バッグくらいの容量があります!デカい!

マチが結構あるので雑誌なんかは2~3冊くらい余裕で入ります。

ただしクッションがないためタブレットPC等を入れるのはおススメできません

ただしクッションがないためタブレットPC等を入れるのはおススメできません。

床面は高さ7㎝×幅33㎝×奥行23㎝の収納があります。

ここは構造上いちばん負荷のかかる場所ですし、内部と隔離されているため出先で出たゴミや汚れたタオルなんかを入れるのにいいですね!

ここは構造上いちばん負荷のかかる場所ですし、内部と隔離されているため出先で出たゴミや汚れたタオルなんかを入れるのにいいですね!

↑上部取っ手付近には幅37㎝×奥行23㎝の収納。

大人の手首までスッポリ入るくらいの余裕があるので、私の場合はメンズビオレのボディシートやガムなんかの比較的頻度の高い物を入れていました。

かなり大きくアクセスしやすいポケットなので良く使う物を入れたいですね!

ライトスタンドやストロボ等の撮影機材を入れてみよう!

ライトスタンドやストロボ等の撮影機材を入れてみよう!

それでは実際に撮影機材を入れてみましょう!

まず前面(横に寝かせた場合の上面)幅80㎝×奥行35㎝×高さ15㎝とバカみたいな容量です!

写真は左から60㎝ソフトボックス×2個、スヌート、ストロボ×4台、アンブレラ×1本

そして上部には60×90㎝のソフトボックスが入っています!

しかもコレ、寝かせて広げているので実際の容量の半分くらいしか使っていません!!すごいパワーだ!

これなら普段持って行かないような機材も持っていきたくなりますね!

これなら普段持って行かないような機材も持っていきたくなりますね!

そしてこちらが背面(横に寝かせた場合の下部)で、幅85㎝×奥行36㎝×高さ13㎝とコチラもトンでもない容量!

小型のライトスタンド×2本、三脚、中型ライトスタンドを入れても全然余裕があります。

逆折れの小型ライトスタンドに至っては、なんとS型ブラケットを装着したままでも余裕で収納出来ていますね!

これなら撮影に入るまでの時間が短縮できるので、非常にメリットが大きいです!

↑幅が85㎝もあるため、こちらのような段数が多い2m後半のライトスタンドも使用でき、撮影の可能性が広がりますね。

※ボストンバッグの角は丸いので、中央に入れる事になると思いますが…

Amazonベーシックボストンバックの使用感と気になる所

さてさて、撮影機材の持ち込み幅が広がるのでいい事だらけ!

…とはいきません。

実際に使ってみてネックになった事やデメリットに感じる部分もありましたので、ここからはマイナス部分を紹介していきます。

自立させるには荷物の工夫が必要

自立させるには荷物の工夫が必要

↑写真を見てもらえば分かりますが、前面はボストンバッグ・背面はキャリー(スーツケース)のような作りになってます。

前面部分は布だけで作られているためフレームのような物がありません。

そのため前面下部に大きめの荷物を詰めてあげないと、このように前に倒れてしまうのが残念ポイント。

そのため前面下部に大きめの荷物を詰めてあげないと、このように前に倒れてしまうのが残念ポイント。

↑そこで今回はソフトボックス×2個を前面下部に押し込む事で上手く自立できるようになりました。

前面下部は柔らかく負荷もかかる部分なので、ストロボ本体や精密機器などを一番下にしないよう注意が必要ですね。

耐久性はあまり期待できない

耐久性はあまり期待できない

↑背面ケース部分のカバーを開いてみたところ。

ご覧のように、通常のスーツケースよりも格段に弱い樹脂製の板にハンドルを固定しているだけです。

まぁ1万円と言う価格を考えれば仕方ありませんが、容量が大きいからと言ってむやみに重量物を詰め込むとすぐ壊れてしまう可能性が高いと思います。

あくまでスーツケースに入らない、ライトスタンドや嵩張るソフトボックス類等をメインで持ち歩く為のキャリーとして考えた方が良さそうですね!

階段が地獄&地獄

階段が地獄&地獄

都内のスタジオってなんでみんな地下にあるん?!!!!!

まぁスタジオに限らず、地下鉄の乗り換え等で階段が多いと本当に地獄を見ます。(見た)

Amazonベーシックボストンバッグは長物が入る→容量が大きい→たくさん機材を詰め込みたくなる!

必然的に馬鹿みたいに重くなります。マジで階段が地獄でした。。

一応バッグに大きな取っ手が2つ付いておりバッグを横に持てるのですが…せめて肩掛けストラップが欲しい…

撮影前からゼーゼーしてしまうので、購入を検討している方は本当に気を付けてください。

それでもAmazonベーシックボストンバッグからは可能性を感じる

それでもAmazonベーシックボストンバッグからは可能性を感じる

隠しきれないデメリットが目立つように思いますが、それでも今回のAmazonベーシックボストンバッグは…

  • 2m以上のライトスタンドを収納できる
  • ソフトボックスを大量に持ち込める
  • 遠征時の着替えやお土産スペースに余裕がある

などなど、今までは気軽に持ち出せなかった機材等の使用機会を増加させてくれる期待値が非常に大きいです。

価格も約1万円と普通のスーツケースと同じくらいですから、もし撮影機材をたくさん持ち歩く人でケースに困ってる方なら試して見る価値はあると思います。

いかがでしたでしょうか?

次回もよろしくお願いします!

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